前の話を読む。サトコはミチオに「会社は自分が継ぐ」と伝える。ミチオは驚くが「常務の夫」を喜び、離婚するか、横田と新生活を始めるかをのんきに迷い始める。
■夫を片付けたいが…





■どういう神経?



■名前と役職が変わって社内に挨拶






■妻を快く思わない人物が


サトコが常務になって数週間は何事もなく過ぎていきました。ただしミチオとの離婚話は進んでいなかったのです。
サトコから「家を出る」と切り出すとミチオはあっさり離婚を了承します。
しかしミチオは会社を辞めるつもりはない様子…。
どれだけ図々しいのでしょうか…。
「いち社員として貢献してくれるなら」
とサトコはなんとか言葉を絞り出しました。
本音は今すぐにでも追い出したいはずなのに…。
後日、社内にあいさつ回りをするサトコと小野。
社員たちはサトコを歓迎してくれました。
横田一人を除いてはーー。
※このお話は作者とりまる、ねこぽちゃさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。