リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、戦列に復帰したエジプト代表FWモハメド・サラーに言及した。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
6日に行われた第15節のリーズ戦(△3-3)後に3試合連続ベンチスタートとなった不満を露わにしたサラーは、9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節のインテル戦(◯1-0)は招集外となっていたが、スロット監督との話し合いの末に、13日に行われたプレミアリーグ第16節のブライトン戦では招集メンバーに復帰を果たした。
再びベンチスタートとなったものの、ジョー・ゴメスが負傷したことで選手配置を変更し、サラーは26分から急遽途中出場を果たして、60分にはコーナーキック(CK)のキッカーを務めてウーゴ・エキティケの2点目をアシストするなど、2-0での勝利に貢献した。
先日の衝撃発言で世間を賑わせていたなか、再びメンバーに加える決断を下したスロット監督は試合後、「簡単な決断」だったと語りながら、「私にとって、解決すべき問題はない。彼はもう他の選手と同じだ」と物事はもう終わったことであることを強調した。
「選手とは状況に満足しているか、不満があるのか話し合うべきだが、リーズ戦の試合後に起きたことについて私が話すことは何もない。彼がミラノにいなかったのは彼のインタビューのせいだ。常に問われることは、(外すのは)1度なのか、2度、4度、4カ月、12カ月、12年とするべきなのかだ」
「そこに関しては人それぞれ違う意見を持っていて、監督によって判断が異なるものだ。彼はインテル戦に参加せず、昨日話をした。普段から話し合ったことについては口にしないので、今回も例外を設けるつもりはないが、行動は言葉よりも雄弁だと考えている」
「彼は再びチームに復帰し、私が最初の交代をしなければならなかった時に彼を投入した。そして彼は、私を含め、すべてのファンが今日彼に期待していた通りのパフォーマンスを見せてくれたと思う」
「彼は脅威になっていて、ファーストタッチでは(アレクシス・)マック・アリスターのアシストをするところだった。常にプレーに絡んでいたし、喜ばしいことだけど、これまでも何度もやってきたことなので、驚きではないよ」
【ハイライト動画】サラーがCKからアシストを記録!