奈良クラブ、大黒将志氏の新監督就任を発表! 川崎Fコーチから来季は初の指揮官に

 奈良クラブは14日、川崎フロンターレでコーチを務めていた大黒将志氏が、2026シーズンより監督に就任することを発表した。

 現在45歳の大黒氏は現役時代にガンバ大阪やコンサドーレ札幌、グルノーブル(フランス)、トリノ(イタリア)、東京ヴェルディ、横浜FC、FC東京、横浜F・マリノス、杭州緑城足球倶楽部(中国)、京都サンガF.C.、モンテディオ山形、栃木SCなどでプレー。また、日本代表では22試合出場と5ゴールを記録し、2006年のFIFAワールドカップ ドイツなどに出場した。

 現役引退後、2021年から2023年まではガンバ大阪アカデミーでストライカーコーチを務めていたほか、2024年はFCティアモ枚方でヘッドコーチを歴任後、2025年からは川崎Fでトップチームコーチを務めていた。

 就任が決定した大黒氏は奈良クラブの公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「この度、奈良クラブの監督を務めることになりました大黒将志です。奈良クラブで監督としてのチャレンジができることに感謝すると同時に大きな喜びを感じています。選手と共に成長し、奈良クラブがJ2に昇格できるように全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

 また、コーチを務めていた川崎Fのクラブ公式サイトでも大黒氏は以下のようにコメントしている。

「トップチームのコーチに就任させていただいた、フロンターレに関わるすべての皆様に感謝しています。選手としてプレーしたことがないクラブでしたが、サポーターの皆さんが温かく迎えてくださり、このチームのために一生懸命頑張ろうという思いでこの1年間やってきました。クラブ関係者の方や選手ともいい関係を築け、長谷部監督にも良くしていただき本当に感謝しています。来年以降フロンターレがタイトルを取れることを心から願っています! 本当にありがとうございました!」

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