ジェフユナイテッド千葉がついにJ1への切符を掴んだ。イサカ・ゼインは後半アディショナルタイム2分までプレー。J1昇格を果たしたが、意外にも第一声は「チームに勝たせてもらったという感覚です。チームメートに感謝したい」という言葉。J1昇格の「実感はない」と率直な思いを口にした。
2023年と24年はモンテディオ山形の一員としてJ1昇格プレーオフに臨んだが、いずれも準決勝で敗退。所属クラブこそ変わったが、自身3度目の挑戦に燃えていた。「いつも通り勝つ。いつも通りの自分たちのサッカーを表現して勝つ。そういった気持ちで入りました」と大一番に臨む心境を明かした。
今夏山形から千葉に活躍の場を移し、千葉では14試合に出場。2列目の左右両サイドを遜色なくこなし、持ち前のスピードとハードワークでチームを支えたが「J1に連れて行ってもらったという感覚」と自己評価は厳しい。「自分的にはもっとレベルアップしたい」と言葉に力を込める。
2020年から21年まで在籍した川崎フロンターレでのJ1出場数は「1」。横浜FC、山形、千葉と渡り歩き、主力としてプレーしながら経験値を積み重ねてきた。そして、いよいよ来季はJ1の舞台に挑む。「J1での経験はないと言ってもいいくらいだと思います。これから自分の力を見せたいと思いますし、課題もいっぱいありますけど、成長したところを見せられるようにしたい」。そう力強く意気込みを語った。
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