ローマからFWファーガソンを呼び戻す? ブライトン指揮官「選択肢になる」

 ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督が、ローマにレンタル移籍しているアイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンを呼び戻す可能性に言及した。12日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在21歳のファーガソンは、母国のボヘミアンズにて14歳でトップリーグデビューを飾り、2021年1月にブライトンに完全移籍し、2022年1月にトップチームデビューを果たした。2022-23シーズンには公式戦10得点を挙げたものの、2024年4月に足首のじん帯を損傷するケガを負うと、その影響もあって2024-25シーズンは1得点にとどまり、同シーズン後半はウェストハムに期限付き移籍し、8試合の出場でノーゴールに終わった。

 そして、今夏にブライトンに戻ったが、7月に4000万ポンド(約83億円)と見られる買い取りオプションが付随したレンタル移籍でローマに加入し、ここまで公式戦15試合出場で3ゴール1アシストを記録している。

 そんななか、ブライトンでは今夏に加入した19歳のU-21ギリシャ代表FWステファノス・ツィマスが前十字じん帯断裂で今季絶望の見込みとなってしまったため、代役の獲得が必要になっており、ファーガソンを呼び戻す可能性が噂されている。

 ファーガソン復帰の可能性について聞かれたヒュルツェラー監督は「エヴァンは私たちの選手の一人であり、だからこそ、彼は常に選択肢の一つになる」と語りながら、呼び戻しを検討していることを明かした。

「現時点ではレンタル移籍中だが、私たちはそれを追っており、(2ゴールを挙げた)昨日の彼のパフォーマンスには満足しているよ。もちろん、私たち全員が追っているから、間違いなく彼が選択肢の一つになるだろう」

【ハイライト動画】ファーガソンの2ゴールでローマが快勝

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