【モデルプレス=2025/12/12】お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が10日、ブラックマヨネーズの吉田敬とともにMCを務める読売テレビ『吉田と粗品と』(毎週水曜0:59~)に出演。コンビ解散の危機があったことを明かした。 【写真】粗品、せいやの結婚式で号泣 ◆粗品、コンビ解散の危機明かす この日の番組では、独立リーグに所属する25歳の野球選手から「NPBの野球選手になる夢を追い続けるか?諦めるか?」という相談が寄せられ、粗品と吉田にアドバイスを求めた。 粗品は、本名の佐々木として「夢を追い続けるべき」と本音で背中を押したが、粗品として「諦めるのもいいんちゃうかとも思います」ともう一方の意見も口に。粗品は「M-1グランプリ」を例に「10年以内にうだつが上がらなかった芸人は辞めたほうがいい」と区切りを設けることで諦めをつけさせ、別の道を探させようという創設者の島田紳助さんの思いが込められていると話し「まさに僕らも1回、お笑い辞めかけてるんですよ」と自身の経験を明かした。 ◆粗品「せいやに救われて芸人として成功できた」 粗品は、相方・せいやとコンビを結成した大学生の頃に「23歳のときにうだつが上がっていなかったら辞めようって約束してた」「同級生が新卒で入社して、お給料20〜30万円もらう歳、俺らが給料まだ1桁だったら辞めようって話をしてた」と回顧。そして、約束の期限を迎えた年の「M-1グランプリ」で3回戦敗退となり、せいやと2人きりで「辞めましょう!カンパーイ!っていう会をした」と明かした。 粗品は、夢を諦めることになった当時について「それも間違ってなかったなと思う。そのとき諦めてても違う人生やったし。俺は諦める人生やったんです」と回顧。「でもそのときに、ベロベロになったせいやが『もう1年だけやってみいひんか?』って言ったんですよ。『まだ試してないことあるんちゃう?俺らこのスタイルで売れへんかったけど、ボケとツッコミ逆にしてみいひん?』みたいな」とせいやから提案があったと明かし「まだ諦めきれへんから、わかった1年だけやろかって言って」と約束の期限を1年延長したと明かした。 そこから「1年死ぬほどやってみたら、M-1準決勝に行けて、ちょっと芽が出てきた」と準決勝進出で手応えを感じたと話し「俺はギリギリせいやに救われて芸人として成功できた」と感謝。これらの経験から粗品は、相談者に向けて「野球知らん横暴な粗品は『もう無理やろ。あんた25歳やろ?独立リーグ?知らん知らん』って言ってあげたいし、俺も諦めてたけど、1年だけ死ぬほど頑張ってみた。そんな意見もあるよ」と助言した。(modelpress編集部) 情報:読売テレビ 【Not Sponsored 記事】