エンバペ、左ひざの違和感でアラベス戦も欠場か…レアルは“11名不在”の危機的状況に

 レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペは、アラベス戦でも出場が不透明であるようだ。11日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節マンチェスター・シティ戦でベンチスタートとなったエンバペ。前日練習を欠席したことで出場が危ぶまれていた同選手だが、最後までウォーミングアップすら行わず、90分間をベンチで見守ることになった。

 『マルカ』によれば、エンバペは7日に開催されたラ・リーガ第15節セルタ戦の前半から左ひざに違和感を抱えている模様。深刻ではないと見込まれているものの、本人の感触は良くないという。レアル・マドリードはリスク回避の方針を固めており、同紙は14日のアラベス戦もエンバペの出場が不透明であると報じている。

 また、現在レアル・マドリードはスペイン代表DFダニエル・カルバハル、同代表DFディーン・ハウセン、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルド、元フランス代表DFフェルラン・メンディ、オーストリア代表DFダヴィド・アラバ、ブラジル代表DFエデル・ミリトン、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガが負傷中だ。

 さらに、スペイン人DFアルバロ・カレーラス、スペイン代表DFフラン・ガルシア、ブラジル代表FWエンドリッキも出場停止処分による欠場が確定済み。エンバペも出場が困難となった場合、レアル・マドリードは総勢11名を欠くなかでアラベス戦に臨むことになる。

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