2025Jリーグアウォーズが11日に開催され、今シーズンのJリーグベストイレブンが発表された。
2025明治安田J1リーグは、鹿島アントラーズが9年ぶり9度目の優勝を成し遂げ、幕を閉じた。2016シーズン以来となるリーグタイトルを手にした“常勝軍団”からは、全38試合でゴールマウスを守ったGK早川友基、同じく38試合のピッチに立ち、“守備の要”として最終ラインをけん引したDF植田直通、21ゴールを挙げて得点王に輝いたFWレオ・セアラがベストイレブンに入った。
その鹿島と最終節まで優勝を争い、惜しくも2位でシーズンを終えた柏からは、全38試合にフル出場したDF古賀太陽と、攻撃陣の中心としてチームを支えたMF小泉佳穂がリスト入り。終盤戦まで優勝争いに加わり、最終的には3位となった京都サンガF.C.からは、18得点を挙げた“エース”のFWラファエル・エリアスが選出。4位のサンフレッチェ広島からは、“鉄壁”となったDF荒木隼人と“心臓”となったMF田中聡が受賞した。
また、ウインガーとして類稀な得点力を発揮したFC町田ゼルビアの相馬勇紀、川崎フロンターレのFW伊藤達哉もベストイレブンに名を連ねた。そして、名古屋グランパスの中盤でハードワーカーに君臨しながら、11得点と数字の面でも大きなインパクトを残したMF稲垣祥も選出された。
なお、稲垣については2021シーズン以来となるベストイレブン受賞。残る10選手は、初受賞となった。
■2025シーズン Jリーグベストイレブン
GK早川友基(鹿島アントラーズ)/38試合出場/初受賞
DF植田直通(鹿島アントラーズ)/38試合出場2得点/初受賞
DF古賀太陽(柏レイソル)/38試合出場/初受賞
DF荒木隼人(サンフレッチェ広島)/37試合出場3得点/初受賞
MF小泉佳穂(柏レイソル)/35試合出場7得点/初受賞
MF稲垣祥(名古屋グランパス)/38試合出場11得点/2回目
MF田中聡(サンフレッチェ広島)/28試合出場1得点/初受賞
FWレオ・セアラ(鹿島アントラーズ)/34試合出場21得点/初受賞
FW相馬勇紀(FC町田ゼルビア)/34試合出場9得点/初受賞
FW伊藤達哉(川崎フロンターレ)/35試合出場13得点/初受賞
FWラファエル・エリアス(京都サンガF.C.)/27試合出場18得点/初受賞
【ハイライト動画】2025年のJ1王者は鹿島アントラーズ!