レアルとの“大一番”制すも…ペップは改善の必要性を強調「もっと良くならなければならない」

 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がレアル・マドリード戦を振り返った。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節が現地時間10日に行われ、マンチェスター・シティはでレアル・マドリードと対戦した。28分にロドリゴに先制ゴールを許したが、失点から7分後にCKからニコ・オライリーが押し込み試合を振り出しに戻すと、42分にはアーリング・ハーランドのPKで勝ち越しに成功。後半の反撃を何とか凌ぎ切り、2-1で試合を締め括った。

 敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』で逆転勝利を収め、1-3で敗れた昨シーズンの決勝トーナメントプレーオフの“リベンジ”を果たしたマンチェスター・シティだが、グアルディオラ監督は冷静だ。CL優勝の可能性について問われると「まだ遠いし、準備ができていない。準決勝や決勝で勝利し、パリやアンフィールド、バルセロナでプレーして勝利するためにはもっともっと良くならなければならない」と答え、次のように言葉を続けた。

「選手たちは信じられないほどの努力をしたし、素晴らしい結果だ。彼らが示したスピリットは信じられないほどのものだったが、まだ改善の余地がある。もちろん、ベルナベウで勝つのは本当に難しいことだ。4人から6人の選手が初めてここで戦ったので、今の段階ではまだ完全に準備ができていないのかもしれない。新しい選手たちにとってこれはプロセスなんだ」

 この試合の結果により、勝ち点を「13」まで積み上げたマンチェスター・シティ。2試合を残して4位につけ、決勝トーナメントへストレートインできる8位以内をキープしている。グアルディオラ監督は「ここで勝てたことは特に勝ち点の面で嬉しい。すでに13ポイントを獲得したので、トップ8入りは我々の手に委ねられている。それこそが目標だ。レヴァークーゼンに敗れた後、ここで勝てたのは良かった」と手応えを示した。

 なお、マンチェスター・シティの残り2試合の対戦相手はボデ/グリムト、ガラタサライとなっている。

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