レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワが、マンチェスター・シティ戦を振り返った。10日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節が行われ、レアル・マドリードは本拠地『エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ』でマンチェスター・シティと対戦した。試合は28分にロドリゴのゴールでホームチームが先制したものの、35分にニコ・オライリーが同点弾をマーク。43分にはアーリング・ハーランドがPKを沈め、マンチェスター・シティが逆転に成功する。終盤にはレアル・マドリードが猛攻を仕掛けたが、試合は2-1で終了。マンチェスター・シティが勝利を収めた。
この試合でも先発出場を飾ったクルトワは、何度もチームを救うセーブを連発。結果的に敗れはしたものの、安定感のあるパフォーマンスを披露した。インタビューに応じた同選手は、「負けに値する内容ではなかったと思う。互いに多くのチャンスがあった五分五分の試合だった」とコメント。「同点ゴールの場面は僕のミスでもある。ボールがすぐ目の前に来て、うまくクリアできなかった」と自身の反省点を口にしている。
また、批判が集まるシャビ・アロンソ監督との信頼関係について、「今日はチームが監督を信じていることを示せたと思う」と説明。「素晴らしい相手に負けた。それだけだ」とマンチェスター・シティを称えつつ、「状況が厳しいのは理解しているが、僕たち全員が心配している。監督と共に戦っている」と改めて支持を表明した。
一方、指揮官解任の噂に対しては、「ここはレアル・マドリードだ。だからプレッシャーや(後任候補の)名前、報道は常にある。でも僕たちはそこまで気にしていない。討論番組なんか見ていられない」と主張。「悪い結果が続けば話題になるのは当然だが、今日は僕たちが“死んだチーム”ではないことを示せた」とチームの戦いぶりを高く評価している。
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