中高生がロケット「ドーン!!」モデルロケットで学ぶSTEM教育「GRC」第9期が閉幕 主催は”世界最大の防衛関連企業”って!?

全国22校から応募がありました。

過去最大となる5校が学びの成果を発表

 日本ロッキード マーティンは11月29日、同社が協賛する「Global Rocketry Challenge(GRC)」 の第9期閉幕に際して、東京都の押上にて修了式を開催したと発表しました。

 GRCは、世界最大手の防衛関連企業であるロッキード・マーティンの日本支社である日本ロッキード・マーティンが立ち上げた、次世代の科学者やエンジニア、イノベーターを支援するSTEM (科学・技術・工学・数学)教育プログラムです。

 2016(平成28)年に開始された「Girls Rocketry Challenge」を前身としており、半年間かけて行われるモデルロケットの製作や打ち上げなどを通じて、学生がSTEM分野においてそれぞれの好奇心を追及できるようサポートすることを目指そうという取り組みです。

 2016年から数えて通算で9期目となる今回は、過去最大規模となる5校(片山学園中学校・高等学校(富山県)、佐野日本大学中等教育学校(群馬県)、埼玉県立大宮高等学校(埼玉県)、広島県立広島叡智学園高等学校(広島県)、茗溪学園中学校高等学校(茨城県))から、約20名の学生が参加しました。

 修了式典では、日本ロッキードマーティンの渡部達郎代表から参加学生らに修了証が授与されました。また、渡部代表は式典の場で「今は具体的な夢が見えなくても、何にでもなれる可能性があります。そのためには、強い意志よやり抜く行動が必要であり、可能性は無限です」と述べ、学生たちにエールを送りました。

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