バイエルンに所属するU-21ドイツ代表MFレナート・カールが、快挙を達成した。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』が伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節が9日に行われ、バイエルンはスポルティングと対戦。54分にオウンゴールから先制点を許したものの、65分にセルジュ・ニャブリが同点弾を決めると、69分にはカールが勝ち越しゴールをマーク。さらに77分にはヨナタン・ターがダメ押しゴールを挙げ、3-1で逆転勝利を収めた。
この試合に先発出場し、76分までプレーしたカールは、この試合でも得点を決めたことでCLでは3試合連続ゴールとなり、17歳290日の同選手は、フランス代表FWキリアン・エンバペが保持していた18歳113日という記録を更新し、CL史上最年少で3試合連続ゴールを記録した選手になった。
スポルティング戦のプレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたカールは試合後、「僕たちにとっては忍耐の試合になった。前半は多くのチャンスを作ったけど、それを活かすことができなかった。でも、後半に3ゴールを決めて勝利にふさわしいプレーを見せた。今はただとても幸せだ。自分のパフォーマンス向上には一生懸命取り組んでいて、毎週万全でいられるように体調管理に全力を尽くしている」と振り返った。
また、バイエルンのトップチームでプレーしていることにカールは「本当に楽しい」と喜びを口にしつつ、「ハリー・ケインやジョシュア・キミッヒ、そして周りにいる皆からたくさんのことを学んでいる。自分のフットボールを表現することができている。彼らはパスを出してくれて、僕もパスを返している。素晴らしいチームメイトでそれがとても楽しいんだ」と充実した日々を過ごしていることを明かした。
【ハイライト動画】17歳カールがCL史上最年少で3試合連続ゴール!