トッテナム、2本のPKを含む3得点で完勝! スラヴィア・プラハの橋岡大樹は出番なし

 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第6節が9日に行われ、トッテナム・ホットスパー(イングランド)とスラヴィア・プラハ(チェコ)が対戦した。

 ここまで5試合を消化したリーグフェーズで2勝2分1敗を記録し、勝ち点「8」の16位につけるトッテナム・ホットスパー。今夏にトーマス・フランク監督を招へいした同クラブは、現在直近の公式戦6試合で1勝のみと不調に陥っている。対するは、ここまで3分2敗と未勝利が続く31位スラヴィア・プラハ。敵地に乗り込む一戦で日本代表DF橋岡大樹はサブスタートとなった。

 試合は26分にトッテナム・ホットスパーがスコアを動かす。左サイドでのコーナーキックを獲得し、ペドロ・ポロが右足でクロスを供給。インスイングのボールがニアに送られると、クリスティアン・ロメロがバックヘッドで後方に逸らす。これがダヴィド・ジマのオウンゴールを誘発し、ホームチームが先制した。

 さらに後半開始早々の48分、スルーパスに抜け出したペドロ・ポロがペナルティエリア内に侵入。ゴール前に入れた折り返しはミスとなったものの、遅れてスライディングしたユソウファ・サンヤンに倒され、トッテナム・ホットスパーがPKを得る。キッカーを務めたモハメド・クドゥスが確実に決め切り、貴重な追加点を挙げた。

 79分にもPKからシャビ・シモンズに得点が生まれ、トッテナム・ホットスパーがリードを拡大。結局、そのまま試合は3-0で終了し、トッテナム・ホットスパーが勝利した。なお、橋岡に出番は訪れなかった。次節、トッテナム・ホットスパーは来年1月20日にホームでドルトムント(ドイツ)と対戦。スラヴィア・プラハはその翌日にホームでバルセロナ(スペイン)と対戦する。

【スコア】
トッテナム・ホットスパー 3-0 スラヴィア・プラハ

【得点者】
1-0 26分 オウンゴール(トッテナム・ホットスパー)
2-0 50分 モハメド・クドゥス(PK/トッテナム・ホットスパー)
3-0 79分 シャビ・シモンズ(PK/トッテナム・ホットスパー)

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