「決断は簡単だった」 ガルナチョはマンU退団に後悔なし…チェルシー指揮官の要求は「守備でチームを助ける」

 チェルシーに所属するアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョが、この夏の移籍を振り返った。9日、イギリス『スカイスポーツ』が同選手のコメントを伝えている。

 現在21歳のガルナチョは、2020年10月にアトレティコ・マドリードの下部組織からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織へ加入。2022年にトップチームデビューを果たし、公式戦144試合の出場で26ゴール22アシストを記録した。

 しかし、マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督との確執が噂されると、この夏のプレシーズンツアーに帯同せず、同クラブ退団が濃厚に。移籍市場終盤でチェルシーへの完全移籍が決定し、7年間の長期契約を締結した。

 そして、ガルナチョはUEFAチャンピオンズリーグのアタランタ戦を前にした会見に出席した際、マンチェスター・U退団を後悔しているか問われると「いいえ」と返答。チェルシーへの移籍については「プレミアリーグは世界最高のリーグだと思うから、ここに残りたかった。人生には前に進んだり、選手として成長するために変化が必要な時もある。まさにその時だったし、適切なクラブだったと思う。だから、決断は簡単だった」と、当時の心境を振り返った。

 さらに、ガルナチョは「現代サッカーにおいて、守備は試合の重要な要素だ。対戦相手はどのチームも強く、全員で守る必要がある」とコメント。同指揮官から要求についても明かしている。

「彼は僕に『プレーしたければ守らなければならない』と話した。だから僕は言われた通りにやっているよ。ボールを保持した時はそれに執着し、失えば取り返すようにも言われている。守備でチームを助けなければならないし、それもサッカーの一部だからね」

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