GK高丘陽平がバンクーバーの来季ロースター枠外も“協議継続中”…今夏加入のミュラーは契約延長オプションを行使

 アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスは9日、2026シーズンのロースター枠26名を発表した。

 今季のバンクーバー・ホワイトキャップスは、MLSのウェスタンカンファレンスでレギュラーシーズン2位で終えると、MLSカップ・プレーオフで首位のサンディエゴ下し、決勝戦へ進出。しかし、リオネル・メッシ擁するインテル・マイアミに敗れ、年間王者とはならなかった。

 シーズンが終了し、クラブは来季に向けたロースター枠を発表。この夏にバイエルンから加入した元ドイツ代表MFトーマス・ミュラーは、2026年の契約延長オプションが行使され、引き続きチームに所属することが決定した。

 一方、日本人GK高丘陽平は、ロースター枠から外れることに。しかし、クラブは「今年末に契約が満了となるGK高丘とも協議を継続している」と伝えており、再契約の可能性も残されている状況だ。

 また、クラブでスポーツディレクターを務めるアクセル・シュスター氏は「私たちは数年かけて、チームを作り上げてきました。選手の大半は2026年も、このチームが築き上げた強固な基盤をさらに強化していくことになります」と来年の戦いに向けて意気込みを示した。

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