テア・シュテーゲンが9日のCLで復帰の可能性も…フリック監督「私のファーストチョイスはジョアンだ」

 9日のチャンピオンズリーグ第6節フランクフルト戦で、負傷離脱中だったバルセロナのGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが、メンバー入りする可能性があるようだ。8日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 今夏に背中の再手術を実施した後、約4カ月の全治が見込まれていたテア・シュテーゲン。そんななかで、今月1日に全体練習に合流すると、8日にはジョアン・ガルシアとヴォイチェフ・シュチェスニー、そして同選手の3人だけ(Bチーム登録の選手が誰ひとりとして参加せず)で、GK組のトレーニングが行われており、翌日のフランクフルト戦に招集される可能性が高まっていた。さらに、同日の前日会見に出席したハンジ・フリック監督も、「フランクフルト戦のメンバーに加えられるかもしれない」と復帰が迫っていることを明かしている。

 一方で同会見において、フリック監督は「ハッキリと言うけど、私のファーストチョイスはジョアンだ」と強調していた。スペイン紙『マルカ』は、テア・シュテーゲンが自身の将来について、今冬の移籍市場で決断しなければならないと指摘。というのも、来夏に控えるFIFAワールドカップ26に出場するためには、多くのプレータイムが必要であることを認識てしており、現状3番手のチームで序列を覆すのは難しい、と考えているからだ。ただし、ブラウグラナは現行契約を尊重する方針としつつ、「もし今冬にクラブを離れる意思があるなら、まずは彼自身が行動を起こす必要がある」と見方を記している。

 復帰、そして去就。この冬、テア・シュテーゲンの動向が、ふたたび注目を集めることになるだろう。

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