直近7試合で2勝のシャビ・アロンソ監督は“危機的な状況”…CLのマンC戦がデッドラインの可能性も

 レアル・マドリードを率いるシャビ・アロンソ監督の立場が危ぶまれているようだ。8日、スペイン『マルカ』が報じている。

 ラ・リーガ第15節が7日に行われ、レアル・マドリードはホームでセルタと対戦。53分に先制点を許すと、64分にフラン・ガルシア、90+2分にはアルバロ・カレーラスが退場処分に。その直後に2失点目を喫し、0-2で敗れた。

 この敗戦によって、直近の公式戦7試合で勝利はわずかに「2」、ラ・リーガ首位のバルセロナには勝ち点差「4」に離されることになった。現在の不調を受けて、『マルカ』は、「シャビ・アロンソ監督にとって危機的な状況になった」と報道している。

 また、「エル・クラシコのヴィニシウス交代時の状況のように、監督と一部主力選手との信頼関係に欠如はクラブの大きな懸念事項」と現在の問題点を指摘しつつ、さらに10日に行われるUEFAチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦が「反応の期限」とも伝え、敗戦した場合にはクラブが大きな決断を下す可能性があるようだ。

 なお、同メディアはすでに後任候補として、ジネディーヌ・ジダン氏とユルゲン・クロップ氏の名前を挙げている他、『ジ・アスレティック』はレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)を指揮するアルバロ・アルベロア氏が後任候補として評価されていると報じている。

【動画】レアルがホームで2失点敗戦

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