エヴァートン・ウィメンに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)MF林穂之香が、6連覇中のチェルシー・ウィメンの無敗記録をストップさせた。
ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)第10節が7日に行われ、チェルシー・ウィメンとエヴァートン・ウィメンが対戦。12分に右サイドからの折り返しに走り込んだ林がファーサイドから押し込んで先制点を挙げると、猛攻を凌いだエヴァートン・ウィメンが1-0で勝利を収めた。
この結果、エヴァートン・ウィメンは開幕節以来、9試合ぶりの白星を飾った。一方、昨季は22試合制で初の無敗優勝を達成し、前人未到のリーグ史上最長となる6連覇を果たしていたチェルシー・ウィメンにとっては、イギリスメディア『BBC』によると、2024年5月1日以来、585日ぶりの敗戦で、国内リーグ戦の無敗記録は「34」でストップすることになったという。
また、データサイト『OPTA』によると、リーグ戦2試合連続引き分け中だったチェルシー・ウィメンはこれで3試合未勝利となったが、3戦勝ち星なしというのは2018年9月以来、約7年ぶりのことであることが伝えられている。
なお、この試合ではチェルシー・ウィメンに所属するMF浜野まいか、そしてエヴァートン・ウィメンに所属する林、DF北川ひかる、DF石川璃音、MF籾木結花らなでしこジャパンの5人全員が先発出場。籾木は67分まで、浜野は75分まで、北川は84分までプレーしたほか、林と石川はフル出場を果たしている。
【ハイライト動画】エヴァートンMF林穂之香の決勝点でチェルシーが34戦ぶり黒星