ロシア軍の戦闘機に「ドローン直撃」 一直線に突入する瞬間を捉えた映像をウクライナが公開

ウクライナ国防省情報総局は、ロシアが一方的に併合したクリミア半島にあるカチャ飛行場で、ロシア軍のMiG-29戦闘機をドローンで破壊する瞬間を捉えた映像を公開しました。

クリミアでロシア軍のMiG-29戦闘機が攻撃される

 ウクライナ国防省情報総局は2025年12月4日、ロシアが一方的に併合したクリミア半島にあるカチャ飛行場で、ロシア軍のMiG-29戦闘機をドローンで破壊する瞬間を捉えた映像を公開しました。

 MiG-29は旧ソ連時代に開発された戦闘機で、ロシア軍ではスホーイ系戦闘機の影に隠れ、存在感が薄くなってきています。大規模な近代化改修を施したMiG-29SMTと呼ばれる機体や、艦載型のMiG-29Kも存在します。

 公開された映像では、飛行場に駐機されていたMiG-29がドローンによる攻撃を受けたことが確認できます。

 ウクライナ国防省情報総局によると、今回の作戦は12月4日夜に特殊部隊「プリマリー」が実施したとのこと。なお、同日にはクリミア半島のシンフェロポリ近郊にあるレーダー施設も攻撃したとしています。

 ウクライナ軍は、クリミア半島に展開しているロシア軍の防空システムやレーダー、戦闘機などを狙って攻撃を繰り返しています。

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