途中出場の鈴木唯人が攻撃活性化も…フライブルク、後半AT被弾でハイデンハイムに逆転負け

 ブンデスリーガ第13節が6日に行われ、ハイデンハイムとフライブルクが対戦した。

 ここまで12試合を消化したリーグ戦で4勝4分4敗を記録し、勝ち点「16」の8位につけるフライブルク。直近の公式戦で3試合無敗を維持する同クラブが、敵地でハイデンハイムと激突する。日本代表MF鈴木唯人は、先月1日に行われた第9節ウニオン・ベルリン戦以来のサブスタートとなった。

 試合は40分にフライブルクがスコアを動かす。敵陣左サイドでのボール奪取からテンポ良くパスを繋ぎ、フィリップ・トロイが細かいタッチでドリブルを開始。カットインからペナルティエリア内に切り込むと、ボックス正面で待つヨハン・マンザンビにパスを出す。ワントラップから右足を振り抜き、相手に当たったボールがゴールイン。アウェイチームが先制に成功した。

 対するハイデンハイムも、59分に右サイドでのショートコーナーからプレーを再開。マーノン・ブッシュのアーリークロスをパトリック・マインカが頭で合わせ、ゲームを振り出しに戻した。追いつかれたフライブルクは67分に鈴木をピッチに投入する。77分には鈴木がカットインからシュートを放ったものの、コントロールショットはわずかに枠の右へと外れた。

 その後も鈴木はアグレッシブな姿勢で攻撃を活性化させたものの、フライブルクは後半アディショナルタイムにアンソニー・ユングのミスから逆転弾を献上。そのまま試合は2-1で終了し、ハイデンハイムが勝利した。次節、ハイデンハイムは13日にアウェイでザンクトパウリと対戦。フライブルクはその翌日にホームでドルトムントと対戦する。

【スコア】
ハイデンハイム 2-1 フライブルク

【得点者】
0-1 40分 ヨハン・マンザンビ(フライブルク)
1-1 59分 パトリック・マインカ(ハイデンハイム)
2-1 90+4分 ステファン・シマー(ハイデンハイム)

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