欧州POを勝ち抜けばW杯で日本と対戦…スウェーデン代表指揮官が“グループF”に見解「参加できたら面白いグループ」

 スウェーデン代表を率いるグレアム・ポッター監督がFIFAワールドカップ26の組み合わせ抽選会を受けて、自身の見解を示した。6日、スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』が同指揮官のコメントを伝えている。

 FIFAワールドカップ26の組み合わせ抽選会が5日に行われ、グループFには日本代表、オランダ代表、チュニジア代表、欧州プレーオフBの勝者(ウクライナ代表/スウェーデン代表/ポーランド代表/アルバニア代表)が組み込まれることになった。

 すでに本大会へは42カ国の出場が決まっており、残り6枠を争う欧州プレーオフと大陸間プレーオフは来年3月に開催される。スウェーデン代表は、欧州予選でグループBの最下位に終わったものの、UEFAネーションズリーグ(UNL)の総合ランキングの上位に入ったことにより、プレーオフ出場権を獲得。プレーオフの初戦はウクライナ代表と対戦し、これに勝利すればポーランド代表とアルバニア代表の勝者とワールドカップ出場権をかけて戦うことになる。

 今年10月からスウェーデン代表を率いるポッター監督は、ワールドカップの抽選会後、「もちろん楽しみだが、まずは3月の大事な試合で2試合とも勝つ必要がある。先のことを考えるには楽しいことだが、ウクライナ戦に集中しなければならない」とコメント。本大会出場権を獲得するべく、目前の一戦に集中する構えを示した。

 また、勝ち上がった場合に対戦するオランダ、日本、チュニジアの印象については「彼らは偉大で誇り高いチームであり、素晴らしい情熱的なサポーターたちがいる。そこに参加できたら面白いグループになると思う」と、多くは語らず。グループFの組み合わせに関しては「ポット4なので、あまり期待はしていなかった。3月のプレーオフが楽しみだし、素晴らしい夏を迎えられたらと思うよ」とコメントを残している。

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