長崎、高木琢也監督との契約更新を発表…今季途中就任で8年ぶりのJ1昇格に導く

 V・ファーレン長崎は6日、高木琢也監督と明治安田J1百年構想リーグにおける契約を更新したことを発表した。

 現在58歳の高木監督は現役時代にマツダ/サンフレッチェ広島やヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)などでプレー。現役引退後は指導者に転身し、横浜FCや東京V、ロアッソ熊本、長崎、大宮アルディージャ、SC相模原などの監督を歴任してきた。

 今年6月16日に昇格プレーオフ圏内まで勝ち点「4」差、自動昇格圏内までは勝ち点「10」差の8位となっていた状況から、下平隆宏前監督が契約解除となったことを受けて、高木監督が2013年から2018年までの6年間に渡って指揮を取って以来、長崎で2度目の監督就任を果たすと、2025明治安田J2リーグでは19勝13分け6敗の勝ち点「70」で終え、惜しくも優勝は逃したものの、2位でのJ1自動昇格を決めた。

 なお、高木監督は2017シーズンに率いていたときにもJ2リーグで2位フィニッシュを成し遂げ、クラブ史上初のJ1リーグ昇格の立役者となっており、再びJ1昇格に導くことに成功していた。

 契約を更新した高木監督は長崎にクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「このたび、新シーズンの契約を更新することになりました。8年ぶりのJ1昇格、シーズン終盤は特に“ALL NAGASAKI”ということで県民の皆様が様々な形で我々をサポートして下さり、その期待度を肌で感じることができました。来季も皆様の応援を背に戦ってまいります。応援よろしくお願い致します」

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