ユヴェントスが“エース”ヴラホヴィッチの手術完了を報告…復帰はシーズン佳境を迎える来年3月中旬か

 ユヴェントスは4日、セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの手術が成功したことを発表した。

 現在25歳のヴラボヴィッチは、11月29日に行われたセリエA第13節カリアリ戦で左足を負傷。先発出場を果たしていたが、31分にピッチを後にしていた。クラブは2日、同選手が左足内転筋腱を断裂したと発表し、ルチアーノ・スパレッティ監督は2、3カ月の離脱となるとの見解を示していた。

 そしてクラブは4日、同選手の手術が無事に完了したことを報告し、5日からリハビリプログラムを開始すると伝えている。そして、イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「ヴラボヴィッチは少なくとも14週間離脱となる」と報じ、シーズンが佳境となる来年3月中旬頃の見込んでいる。

 さらに同メディアは、ヴラボヴィッチの現行契約が2026年6月までと契約最終年を迎えていることを指摘。同選手はスパレッティ監督の就任以降、契約更新に前向きな姿勢を見せていたが、この負傷によりすべてが複雑化したとも伝えており、契約延長交渉が再び停滞するであろうとの意見を述べた。

 ヴラボヴィッチは、今シーズンここまで公式戦17試合で6ゴール2アシストを記録。ヴラホヴィッチの離脱はユヴェントスにとって大きな痛手となり、最前線にはカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドとベルギー代表FWロイス・オペンダの選択肢が残されている。

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