前の話を読む。元上司と再会したサトコは、幼なじみの佐野が子会社に出向していることを知る。サトコが辞めたあと横田は佐野に付きまとい…佐野も横田の被害に遭っていたのだ。
■「もてあそんだ」と言われた揚げ句…



■横田を懲らしめたいが…





■反論の余地を残さないためには?




■意外なアイデアだが使えそう




横田を誠意をもって振った佐野は「もてあそんだ」とのうわさを社内に流されてしまいます。しかし普段から横田の言動を知っていた社内の人間は、この噂を信じませんでした。
ですが、人事権を持つ部長と親密な関係だった横田は、部長に働きかけ、佐野を子会社に飛ばしてしまったのです。サトコの元上司である加藤部長がその事実を知ったときには、手遅れでした。
サトコの父親である社長は、頃合いを見て佐野を本社に戻すと言ってくれています。
サトコの脳内は「横田にどう報いを受けさせるか」でいっぱい。反論する余地を残せば、言い訳をしたり他人の責任にしたりして、横田は逃げてしまうでしょう。
小野と杉本に相談すると、小野が横田を秘書課に異動させることを提案しました。
「秘書は大変な仕事なので、横田の無能ぶりが明らかになるだろう」との考えでした。
いいアイデアですね!
※このお話は作者とりまる、ねこぽちゃさんに寄せられた複数のエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。