負傷交代のライス、大事には至らずか…アーセナル指揮官が状態懸念も次戦出場の可能性

 アーセナルに所属するイングランド代表Mfデクラン・ライスは、ブレントフォード戦で負傷退場したが、大事には至らなかったようだ。4日、イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が報じている。

 プレミアリーグで首位を走るアーセナルは3日、プレミアリーグ第14節でブレントフォードと対戦。11分にミケル・メリーノが先制点を奪い、幸先いいスタートを切ると、後半アディショナルタイムにブカヨ・サカが追加点を挙げ、2-0で勝利を収めた。

 しかし、この一戦でライスはふくらはぎを痛め、83分に途中交代を余儀なくされていた。ミケル・アルテタ監督は試合後、「決して良いニュースでないのは明らかだ。デクランは、交代しなければならなかった。彼の状態は明日確認する」とコメント。さらに「歩くことはできているが、プレーできなかった。問題は彼が多くの時間プレーしたことだ」と過密日程による負荷を懸念していた。

 試合後の段階で、ライスの詳細な情報は明かされなかったが、『イブニング・スタンダード』は「ライスが土曜日に行われるアストン・ヴィラ戦を欠場するのではないかという懸念は和らいでいる」と、長期離脱につながるような負傷ではないとの見解を示している。

 アーセナルは次戦、6日に敵地でアストン・ヴィラと対戦。同メディアはブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツの欠場は確実とし、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールとフランス代表DFウィリアム・サリバの出場も引き続き危ぶまれていると伝えた。なお、ブレントフォード戦で負傷したクリスティアン・モスケラに関しても出場は微妙とされている。

【動画】アーセナルが2発勝利!

●アルテタ監督、“負傷交代”のモスケラ&ライスに言及「決して良いニュースではないのは明らか」●アーセナル、ブレントフォードに盤石の勝利! メリーノ&サカ弾で快勝もライスが負傷交代●今夏は残留も…公式戦30試合連続無得点と苦境のロドリゴ、レアルは1月の売却を検討か●アーセナルが日本代表GK鈴木彩艶の動向注視?…過去数カ月間で2度スカウト派遣か●バルサ、ラ・マシア出身のE・ガルシアと2031年まで契約延長へ…来週中にも公式発表か