アーセナルが日本代表GK鈴木彩艶の動向注視?…過去数カ月間で2度スカウト派遣か

 パルマ・カルチョに所属する日本代表GK鈴木彩艶に対し、アーセナルが関心を寄せているようだ。2日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・シーラ氏が伝えている。

 現在23歳の鈴木は浦和レッズとシント・トロイデンを経て、昨年夏にパルマ・カルチョに完全移籍加入した。すぐさま定位置を確保し初年度からセリエAの38試合中37試合でゴールマウスを守ると、今シーズンもここまで公式戦通算13試合に出場。左手中指と舟状骨の骨折により長期離脱を余儀なくされることとなったが、随所で好セーブを連発し、新監督のもとで苦戦が続くチームを最後尾から支えている。

 最近ではチェルシーやミランといったメガクラブからの関心も囁かれている鈴木。セリエA屈指の名門インテルは、来夏で契約満了となる元スイス代表GKヤン・ゾマーの後継者候補として目を付け、カリアリのイタリア代表GKエリーア・カプリーレ、フライブルクのドイツ代表GKノア・アトゥボルとともにリストアップしているとも報じられている。

 シーラ氏によると、今シーズンのプレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズで首位に立つアーセナルも鈴木に関心を寄せているという。現在のチームはスペイン代表GKダビド・ラヤと同ケパ・アリサバラガという2人の実力者を擁しているが、来シーズン以降に向けて23歳の日本代表守護神の動向を注視しているとのこと。過去数カ月で2度、パルマ・カルチョの試合にスカウトを派遣していたようだ。

 ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルはGKの入れ替わりが激しく、守護神の座はドイツ代表GKベルント・レノ(現:フルアム)からイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(現:ニューカッスル)、そしてラヤへと移っている。また、ここ数年はバックアッパーも定まっておらず、アメリカ代表GKマット・ターナー(現:ニューイングランド・レボリューション)やブラジル人GKネト(現:ボタフォゴ)は存在感を示せぬまま1年での退団を余儀なくされた。

 果たしてアーセナルが鈴木の獲得に乗り出すことはあるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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