バルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、アトレティコ・マドリード戦を振り返った。2日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。
ラ・リーガ第19節(前倒し開催)が行われ、バルセロナは本拠地『カンプ・ノウ』でアトレティコ・マドリードと対戦した。試合は19分にカウンターからアウェイチームが先制したものの、バルセロナも7分後にハフィーニャが同点弾をマーク。38分にはロベルト・レヴァンドフスキのPK失敗があったが、65分にダニ・オルモが値千金の逆転ゴールを挙げる。その後、後半アディショナルタイムにはフェラン・トーレスにも得点が生まれ、3-1でバルセロナが勝利した。
公式戦7連勝中と勢いに乗るアトレティコ・マドリードを下し、リーグ戦5連勝を飾ったバルセロナ。ラ・リーガ首位を走る同クラブは、2位レアル・マドリードとの勝ち点差を暫定的に「4」に広げた。
試合後のインタビューに応じたフリック監督は、「今日のパフォーマンスは別次元だったと思う。全員で戦って本当に素晴らしかった」とチームを称賛。「とても満足している」と述べつつ、「アトレティコのような強いチームに勝つことで自信を取り戻せるのは本当に大きい」と今節の勝利の価値を強調している。
また、「これがターニングポイントになるかどうかは、これからわかるだろう。今日はシーズンでも最高の試合のひとつだったと思う。90分間で見せたプレーは本当に素晴らしかったし、私たちは3ポイントに値した」とコメント。「私たちは一歩前進した」と力強く語った。
一方、リーグ連覇への可能性については、「まだまだ先の話だし、道のりは長い」と主張。続けて、「順位表の上位にいられることは嬉しいが、これが最高レベルだとは言えない。常に向上し、学び続けたい。これが私たちのメンタリティであり姿勢だ」とさらなる成長の必要性を口にしている。
【動画】ダニ・オルモによる逆転ゴール!
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