「京都酵母」でクラフトビールをブランド化 京都市

 京都独自の「京都酵母」を使ったクラフトビールの開発・普及を後押ししようと、京都市産業技術研究所などがビールや発泡酒の製造業者の研修会を行った。同研究所は「各事業者の創意工夫に寄与し、発展の一助としたい。差別化やブランド戦略を業界全体で考えてほしい」としている。
 京都酵母は同研究所が日本酒用に開発した酵母で、香りなどの特徴が異なる5種類がある。京都には日本酒メーカーが多く、酵母の特徴によって使い分けられているが、このうち1種類がビールの醸造に適性があることが分かった。研修会では、京都酵母を使ったクラフトビールなどの味わいを確かめるテイスティングや意見交換を行った。【もぎたて便】

〔写真説明〕クラフトビールのテイスティングを行う参加者=11月27日、京都市下京区の京都市産業技術研究所

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