来春40歳の守護神ノイアー、現行契約は今季限り「じっくり考えたい」…後継者には22歳ウルビヒを指名

 バイエルンに所属する元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、自身の去就について言及した。2日、ドイツメディア『スカイ』が同選手のコメントを伝えている。

 現在39歳のノイアーはシャルケの下部組織出身で2006年8月にトップチームデビュー。2011年夏にドイツの“盟主”バイエルンに完全移籍を果たすと、世界屈指のGKの地位を確立し、12度のブンデスリーガ制覇や2回のUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献している。

 来年3月に40歳を迎えるノイアーの現行契約は、2026年6月までと今シーズン限りとなっており、『スカイ』は以前に、ノイアーは12月に契約更新に関する交渉を予定していると報じていた。

 そんななか、ノイアーは同メディアのインタビューに応じ、自身の去就について「じっくり考えたいと思う」と具体的な動きはないことを明かしつつ、「まずは、自分のコンディションはどうなのか、続ける意味はあるのか、決断を先延ばしにする必要があるのか、と自問自答する時間を取りたいと思う」と語り、さまざまな選択肢を検討し、将来を慎重に見極める姿勢を示した。

 また、来夏開催されるFIFAワールドカップ26については、「クラブに集中しており、ここで自分のパフォーマンスを発揮したいと思っている」と話し、UEFA EURO 2024以来のドイツ代表復帰の可能性を否定している。

 さらに、自身の後継者として今年1月にケルンから加入した22歳のヨナス・ウルビヒを指名。昨シーズンはノイアー不在時に12試合に出場した。ウルビヒについては、「彼は私の後継者になれるし、そうなることは彼にとっても問題ないはずだ。私たち、GKグループはいいチームで、お互いに支え合い、より高いレベルを目指している。彼も試合で実力を示しているし、これからも続けていけるだろう」と期待を寄せている。

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