JALの運用を迎えたボーイング777-300ER「JA732J」の退役整備が開始されています。
来年1月下旬まで
2025年11月20日をもって、JAL(日本航空)での定期便ラストフライトを迎えたボーイング777-300ER「JA732J」。11月25日よりこの機の退役整備が開始されています。
「JA732J」は2004年7月1日にJALが受領し、おもに長距離国際線を担当してきました。また退役まで、同社が所属する航空連合「ワンワールド」のロゴが入った特別塗装機となっていました。JALによると総飛行時間は8万9860時間、飛行回数に相当する「総サイクル数」は1万1358回だったとのことです。
JALの777-300ERは全長73.9m、全幅64.8mもある大型の機体で、最大航続距離は約1万4000kmにおよび、搭載するゼネラル・エレクトリック社製の「GE90-115B」エンジンは、「世界でもっとも強力なターボファンエンジン」としてギネス記録に認定されています。なおJALの777-300ERは後継機である「エアバスA350-1000」の導入にともなって、順次退役が進められています。
なお、JALによると退役整備の期間は来年1月下旬までを予定しているとしています。
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