アーセナルに所属するイングランド代表MFデクラン・ライスが、フットボール・サポーターズ・アソシエーション(FSA)選出の男子年間最優秀選手賞に輝いた。
イングランドとウェールズのサポーターが投票するFSAアウォーズは2011年から現在の形式で開催され、毎年数十万票が投じられている。今年の男子年間最優秀選手に輝いたのはアーセナルとイングランド代表に欠かせぬ存在となっているライス。アーセナル所属の選手としては、2015年のアレクシス・サンチェス(現:セビージャ)以来2人目の受賞を果たしている。
ライスは昨シーズン、公式戦52試合出場9ゴール10アシストという成績を残し、チャンピオンズリーグ(CL)でベスト4まで登り詰め、プレミアリーグで優勝争いを演じたアーセナルを牽引。今シーズンもここまで公式戦20試合で2ゴール6アシストをマークしており、イングランド代表のFIFAワールドカップ26出場権獲得にも貢献した。
こうした活躍が高く評価され、アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)、アントワーヌ・セメニョ(ボーンマス)、ジャン・フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)、モイセス・カイセド(ブライトン)、ライアン・フラーフェンベルフ(リヴァプール)といったライバルを抑え、男子年間最優秀選手賞に輝いた。
FSAアウォーズに出席したライスは「競合する選手たちを考えると、FSA年間最優秀選手賞を受賞できたことは非常に光栄なことだ。サポーターに認められ、投票で選ばれたことは本当に特別なことで、感謝してもしきれない。男子チームも女子チームも様々な形で評価されてきたし、それが僕たちの目指す姿だ。ピッチ内外で勝利を収めることが僕たちの目標なんだ」と受賞の喜びを語っている。
また、女子年間最優秀選手賞にはイングランド女子代表FWアレッシア・ルッソが輝き、アーセナルが“ダブル受賞”を達成。マンチェスター・シティに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)MF長谷川唯も候補に名を連ねていたが、受賞を逃している。
【公式発表】ライスがサポーター投票の男子年間最優秀選手に!
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