バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督が、コロンビア代表FWルイス・ディアスについて言及した。11月30日、ドイツ紙『ビルト』がコメントを伝えている。
2022年1月に加入したリヴァプールで公式戦通算148試合出場41ゴール23アシストという成績を残し、今夏に総額7250万ユーロ(約131億円)の移籍金でバイエルンへ活躍の場を移したL・ディアス。新天地では公式戦19試合で12ゴール6アシストをマークし、ブンデスリーガ首位、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ3位のチームを力強く牽引している。
現地時間29日に行われたブンデスリーガ第12節ザンクト・パウリ戦では、1点ビハインドで迎えた44分に巧みな抜け出しからラファエル・ゲレイロの同点ゴールをお膳立て。90+3分にはジョシュア・キミッヒの絶妙なクロスからヘディングシュートでネットを揺らし、3-1の逆転勝利に大きく貢献した。試合後、コンパニ監督はすでにチームに欠かせぬ存在となった今夏の新戦力について次のようにコメントしている。
「まさにルチョ(L・ディアスの愛称)だった。クリーンな創造性を発揮できる選手は常にいるが、彼は混沌とした創造性を持っている。カオスを生み出し、常に何かを起こすんだ。DFからすると、そんな選手と対戦するのは嫌だろう。なぜなら、ボールをコントロールしているのが自分なのか、それとも彼なのか、全くわからなくなってしまうからだ」
また、補強にも携わるクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)も「ルチョはまさに勝者だ、集中力があり、コンスタントに結果を残している。たとえ困難な状況に陥ったり、チャンスを逃したりしても決して動揺しない。彼が我々にとって最高の補強だと最初から話していたよ。彼のメンタリティーやもたらすものすべてがチームにとって真の財産だ」と手放しで称賛した。
前所属のリヴァプールが不安定な戦いに終始していることからも、その影響力の大きさがうかがえるL・ディアス。新天地バイエルンでの今後のパフォーマンスに注目だ。
【ハイライト動画】ルイス・ディアスの活躍でバイエルンが劇的逆転勝利!
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