【モデルプレス=2025/12/01】年末恒例、女性向けエンタメ&ライフスタイルニュースサイト「モデルプレス」による「モデルプレスヒット予測」。11年目を迎える今年も、月間12億インプレッションを誇る自社SNSをベースに世論を巻き取った。読者のリアルな声に、モデルプレス編集部の目利きを加えて完成した2026年完全予測を部門別に発表する。
【写真】2026年、ヒットするのは?俳優・女優・ファッション・美容など徹底予測
◆【2026年ヒット予測】エンタメ部門 選考基準
エンタメ部門(俳優/女優/モデル/アイドル/アーティスト/クリエイター)は、以下の3つの観点で選出。
【1】読者アンケート「あなたが来年ブレイクすると思う俳優、女優、モデル、アーティスト…は?」の結果
調査期間:2025年10月27日~11月21日
回答数:60,149件(性別比:女性82.4%、男性12.8%、回答なし4.8%)
年代内訳:10代9.1%、20代24%、30代22.7%、40代22.7%、50代14.4%、60代以上7%
【2】モデルプレス編集部20人の目利きによる審査
【3】2025年のモデルプレス内での記事露出回数
エンタメ部門のヒット予測は昨年に続き、自社SNSなどを通じて読者アンケートを実施。単なる人気投票ではなく、読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部20人の目利きによる審査、さらに2025年のモデルプレス内での記事露出回数を加味した。なお【ブレイク】については下記のいずれかを基準とし、年齢は問わない。
(1)すでに近年で目覚ましい活躍を見せているが、さらにメディア露出が増加し国民的な知名度が上昇しそうな人物。「2026年の顔」になりそうな人。
(2)これまでにないジャンル、表現を打ち出し、鮮烈なトレンドを牽引しそうな新星(=ネクストブレイク)。
(3)これまで積み重ねてきたキャリアがありながら、また新しい形で光を浴びそうな人物(=再ブレイク)。
◆【2026年ヒット予測】ライフスタイル部門 選考基準
ライフスタイル部門(ファッション/美容/グルメ/旅行)は、以下の3つの観点で選出。
【1】市場を盛り上げることが確実と思われるもの
【2】感度の高いモデルプレス読者の心を捉えるもの
【3】海外トレンドを意識したもの
編集部のそれぞれのカテゴリに詳しい担当者の目利きにより、特にヒットするであろうものを厳選した。
◆【2026年ヒット予測】総評
<エンタメ部門>
俳優部門はM!LKとしてのブレイクはもちろん、GP帯主演ドラマや朝ドラ出演など活躍が止まらない佐野勇斗(27)、女優部門は多くの作品でヒロインを演じ、注目度が上昇中の畑芽育(23)を選出。モデル部門の守屋麗奈(25)は美容界隈からの支持が増しており、来年ミューズ的存在になることは確実だ。
アイドル部門は日本女性グループで圧倒的なライブ動員力を誇る乃木坂46のホープ・一ノ瀬美空(22)と、突き抜けたバラエティスキルでグループを牽引するKEY TO LITの猪狩蒼弥(23)に期待。アーティスト部門の本命は、BMSGで3組目のボーイズグループ・STARGLOWと、アソビシステム・KAWAII LAB.のSWEET STEADY。クリエイター部門では、ユーモア溢れる動画投稿でZ世代から熱狂的に支持されている都(21)に注目した。
<ライフスタイル部門>
ファッション界では1万超のブランドを擁し、Kファッションの流行最前線を提供するプラットフォーム・MUSINSA(ムシンサ)が世界的な潮流を生み出す存在に。美容市場では、平成の「デコる」文化が素肌にまで波及した貼付コスメがブーム。メイクに華やかさを加えることで肌ケアが叶うアイテムも登場するなど、さらなる広がりを見せている。
グルメ部門の飲む・食べる美容はサプリより摂取ハードルが低く、インナーケアの習慣化を後押し。旅行部門は、国の重要文化財「旧奈良監獄」を新たに生まれ変わらせた奈良監獄ミュージアム(2026年4月開館予定)、富士急ハイランドに誕生するサンエックス人気キャラの世界観を楽しめる新エリア・富士急サンエックスエリア(2026年オープン予定)と、オープン前から話題の体験型施設が出揃った。
▼以下個別解説
◆【俳優部門】佐野勇斗(さの・はやと)
M!LKの名を全国区に 堅実な努力が実結ぶ
<選出理由>
「イイじゃん」が社会現象級のバズを生み、「日本レコード大賞」優秀作品賞、紅白初出場決定とデビュー10周年にして全国的認知を一段と高めたM!LK。その追い風の中心に、俳優としても飛躍を続ける佐野勇斗の存在がある。
TBS系「TOKYO MER~走る緊急救命室~」「トリリオンゲーム」シリーズなど話題作に続々出演し、NHK連続テレビ小説「おむすび」で朝ドラデビュー。コミカルもシリアスもこなす確かな表現力が信頼を集め、現在放送中の日本テレビ系ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」ではGP帯初主演を果たした。
またInstagramの生配信「佐野飯」など、SNSでの自然体の魅力も見つかるきっかけを醸成。着実に歩みを進める佐野の俳優としての輝きは、舞台の外でも変わらず、これからも幾多の物語を彩り、多くの人々の心を揺さぶっていくだろう。
<読者コメント>
・「朝ドラからGP帯初主演まで、佐野勇斗の俳優としての成長が止まらない」
・「ドラマでもインスタライブでも、推してなくてもついつい見ちゃう存在」
・「これまでの積み重ねが全て花開いた瞬間だった。誠実で多才な佐野勇斗だからこそ、視聴者の心をつかむのだと改めて感じた」
◆【女優部門】畑芽育(はた・めい)
好感度天井知らず 今を象徴するヒロイン
<選出理由>
今のエンタメ界において、誰からも愛されるヒロイン像を体現しているのが畑芽育だ。子役時代から培った演技力に加え、医療ミステリー、ホラー、少女漫画の実写など多ジャンルを縦断し、役柄ごとに纏う空気そのものを変えてみせる柔軟さが際立った。“妹キャラ”の愛らしさを持ちながらも、その枠に収まらず表現の幅を広げていく姿は、今の彼女の成長を雄弁に物語る。
「クレヨンしんちゃん」実写ショートムービーでは、成長してギャルとなった野原ひまわり役で話題を呼び、SNSでたちまち拡散。批判の的になりがちな実写化で称賛が集まったのは、持ち前のビジュアルだけでなく、作品の世界観に寄り添う丁寧なアプローチがあったからだ。
一方、ラジオ「畑芽育とFUN Time」、齊藤なぎさとのポッドキャスト「オフはこんな感じ」での飾らないトークは強い親近感を生み、同世代からの支持を獲得。近年はバラエティーでも魅力を発揮し始め、求められるフィールドは着実に拡大中。愛嬌と確かな実力を武器に、今後もさらに飛躍していくだろう。
<読者コメント>
・「今も売れているけれども、今後さらに売れる予感。妹っぽいキャラクターのイメージだけど、最近は他の役もハマってきてるし、バラエティーでの面白さも抜群。全てのジャンルで活躍しそう」
・「演技が自然で、どんな作品にも溶け込める。普段のサバサバした性格も好感が持てる」
・「可愛いし演技上手いしバラエティーも面白くてマルチに活躍できる女優さんだと思ったから。すでに活躍してるけど、さらに輝きそう」
◆【モデル部門】守屋麗奈(もりや・れな)
連日万バズ美女 令和の憧れ代名詞
<選出理由>
画面に現れる度にSNSをざわつかせる櫻坂46の守屋麗奈。ランウェイを歩けば、華やかで端整なビジュアルが瞬時にXで“万バズ”を生み、TBS系バラエティー「ラヴィット!」では、朝とは思えない透明感と隙のないルックスで視線を奪う。
美容界隈からの支持も熱く、メイクやヘアスタイルを真似するファンは後を絶たない。かつては“ぶりっ子キャラ”として知られたが、いまや同性から憧れられるミューズ的存在となり新たな魅力を披露。アイドルとしての親しみやすさも健在で、凛とした美しさの中に宿る自然体な姿が幅広い層の心を掴んでいる。
2026年はファッション・美容界を中心に存在感が増し、広告オファーも一段と加速していくのではないか。“万バズ”を日常にしてしまう彼女の魅力は、ここからさらに大きく広がっていくはずだ。
<読者コメント>
・「お人形さんのような完璧なビジュアルはいつ見ても憧れ。ファッションやメイクも参考にしてます!今後同世代だけでなく、より幅広い世代に見つかりそう」
・「お顔が大優勝すぎます!可愛いと美人を兼ね備えた逸材!」
・「ランウェイを歩く度にSNSでバズっている」
◆【アイドル部門】一ノ瀬美空(いちのせ・みく)
“好みを超えるビジュ” 乃木坂46のホープ
<選出理由>
活況を呈する日本アイドル市場において、結成14年を迎えてもなおドームやスタジアムを埋め尽くす乃木坂46。その圧倒的なライブ動員力を誇るグループで熱視線を浴びているのが、2022年に加入した5期生の一ノ瀬美空だ。
それを裏付けるのが、今年3月まで2年間出演したTBS系「THE TIME,」での実績。「朝からビジュが強い」「あの子は誰?」とSNSで何度も“万バズ”を記録し、話題をかっさらった。ひと目見ただけで「可愛い」と言わせるそのスター性は、好みを超えて万人に刺さる力がある。
知名度の高まりに合わせてグループ内での人気も急上昇し、今年初めて表題曲のフロントメンバーに抜擢された。乃木坂46の中心メンバーがメディア露出を増やしていくのは歴史が証明しており、常に笑顔の王道アイドルに“キュン”とするのは不可避だろう。
<読者コメント>
・「SNSで何度も万バズしてたし、あの愛嬌とビジュアルなら、アイドル追わない層にも絶対にもっと見つかるはず!」
・「『THE TIME,』で毎朝見てたけど、乃木坂46詳しくなかったから最初アナウンサーかと思った。ビジュアルが本当に優勝してる」
・「常にニコニコな笑顔がまさに王道アイドル。見てるだけで幸せになれる天使。これからの乃木坂を背負うのは間違いなく一ノ瀬美空!」
◆【アイドル部門】猪狩蒼弥(いがり・そうや)
メロさも備えたKEY TO LITの暴君覚醒
<選出理由>
ジュニア内ユニット・KEY TO LITの猪狩蒼弥は、事務所内でも屈指のテレビ出演数を誇る若手タレント。論理的で切れ味鋭いトークセンスと、大物芸能人にも臆さないバラエティー適応力で、視聴者からの人気も急速に高まっている。
“暴君”とも表現される強い存在感を放つ一方で、立体的な造形の涼しげな顔立ちに加えて、最近ではメンバーとの交流から垣間見える素とのギャップが“メロい”とも話題に。
来年は映画「教場 Reunion(リユニオン)」(1月1日よりNetflix配信)/「教場 Requiem(レクイエム)」(2月20日より劇場公開)への出演も控えており、ジュニア内でも異彩を放つ存在として、KEY TO LITの成長とともにSTARTO ENTERTAINMENTの新たな躍進を牽引しようとしている。
<読者コメント>
・「ここ数年様々なバラエティー番組に出演していて、今もっとも勢いのあるジュニアです!!何度か映画にも出演していてラップもできる多才なアイドルです!!」
・「作詞作曲、振り付け、ライブ構成、バラエティーにも多数出演のマルチに活動する猪狩くん。大ブレイク間違いなしスーパーアイドルだから」
・「アイドルらしくないバラエティー力、でもマインドは最強にアイドル」
◆【アーティスト部門】STARGLOW(スターグロウ)
BMSG集大成 王道を再定義する新星5人組
<選出理由>
公式関連動画の総再生数が7000万回を超えた、BMSGのオーディションプロジェクト「THE LAST PIECE」(通称「ラスピ」)から新たに結成されたボーイズグループ・STARGLOW(スターグロウ)も2026年の活躍に期待がかかる一組だ。
SKY-HIが「過去最高レベル」と評するほどの参加者たちからデビューへの切符を掴んだのは、BE:FIRSTを輩出した「THE FIRST」出身のRUI(ルイ)とTAIKI(タイキ)、MAZZELを輩出した「MISSION×2」出身のKANON(カノン)、BMSGのTRAINEE(トレーニー)として公開されていたGOICHI(ゴイチ)、そして一般公募から参加したADAM(アダム)の5人。
昨今の大人数グループとは一線を画す少数精鋭で「王道を再定義するBMSGの集大成」という声も飛び交うほど注目が集まっている。何よりの魅力は個性の強さと高い音楽性で、1月にリリースされるデビュー曲「Star Wish」とともにまばゆく光り輝く日も近い。
<読者コメント>
・「10代にしか出せない魅力が沢山詰まっている素敵なグループなのでもっと知られるべき。2026年には大ヒット曲を出す!!!!」
・「SKY-HIの宝物です。ステージに立ったときのあの色香、楽曲に入り込む没入感、素晴らしいです。考え方、感性も本当に素晴らしいんです。私にとっても宝物です」
・「オーディションを経て選ばれた5人!5人ともイケメン!歌上手い!ダンスも上手い!ラップもできる!ツッコミ不在だけどそこもまたいい!若さが眩しい!とにかく最高!なグループだから」
◆【アーティスト部門】SWEET STEADY(スイートステディ)
カワラボ旋風止まらず 次なるバズ大本命
<選出理由>
FRUITS ZIPPER「わたしの一番かわいいところ」、CANDY TUNE「倍倍FIGHT!」、CUTIE STREET「かわいいだけじゃだめですか?」、これら立て続けのヒットは、アソビシステムのアイドルプロジェクト・KAWAII LAB.の戦略が偶然ではないことを証明。この追い風を受け、カワラボの“三女”SWEET STEADYがバズる土壌は整った。
ただし来年のブレイクを真に決定づけると思うのは、ファンの熱量がどんどん高まっているから。姉妹グループが次々と脚光を浴びる中で蓄積された「来年こそはすいすての番」「彼女たちを絶対に見つからせる」という切実な願い。この団結力こそが、SNS拡散における最強の起爆剤となる。
2024年3月のデビューから着実に、一歩ずつ成長してきた彼女たち。単にかわいいだけではない。それぞれが一度は別の道を歩み、それでもなおアイドルを選んだ覚悟がパフォーマンスに宿る。バズるのが必ずしも新曲とは限らない昨今。大切に育ててきた蕾が、大輪の花となって時代を彩るかもしれない。
<読者コメント>
・「みんなとっても可愛いのと、パフォーマンスからファンへの想いと努力が伝わってきます!!これからももっとテレビのバラエティや歌番組でも活躍を見たいです!!!」
・「カワラボの勢いに乗って、来年は必ずすいすてがヒットします!」
・「まず全員が可愛い。バズリが約束されてる」
◆【クリエイター部門】都(みやこ)
Z世代、全員“都民”説 YouTube新スター誕生
<選出理由>
SNS界に突如現れた現役美大生の異才・都。TikTokでの“愚痴エミネム”やドラマ「夫の家庭を壊すまで」の“松本まりか完コピ”で火が付き、2024年4月始動のYouTubeはわずか1年半足らずで登録者50万人を突破した。初開催のファンミーティングではあまりの倍率に落選報告が続出するほど人気を集めている。
彼が放つコンテンツの核心は、ゲイであることを公表し、マッチングアプリの悲哀やルッキズムの是非までをあけすけに語るマシンガントーク。自身の体験談も社会への鋭い考察も、ジャンルを問わずエンタメに昇華するその姿勢は、綺麗事に疲れた視聴者の心を掴んで離さない。
Z世代が抱える漠然とした悩みを的確に言語化する知性と、ユーモアたっぷりに伝えるスキル。その中毒性は2026年に向けてさらに加速し、熱狂的な“都民(ファンネーム)”の増加は、もはや誰にも止められないだろう。
<読者コメント>
・「更新されたら絶対にすぐに見てしまう」
・「何を喋っていても面白くて、永遠に見れる」
・「こんな友人がいたら楽しそう。ダンスもうまい!」
◆【ファッション部門】MUSINSA
Kファッション全方位網羅、トレンド発信基地
<選出理由>
目まぐるしくトレンドが移り変わる、韓国ファッションブランドの流行最前線を知ることのできる場として、感度の高い人々が信頼を寄せるのがMUSINSA(ムシンサ)というファッションプラットフォームだ。
2001年にスニーカーのオンラインコミュニティとして産声を上げ、その名称は「ものすごく靴の写真が多いところ」という意味の韓国語の頭文字に由来する。登録ブランド数は1万を超え、韓国ファッションをメインに、カジュアル、ストリート、スポーツ、ビューティーまで幅広いジャンルを網羅。中核事業の「MUSINSA STORE」は日本を含む世界13地域でグローバルにサービスを展開するなど、独自のビジネスモデルを構築し、ブランドと消費者から厚い支持を獲得している。
日本市場でもポップアップ開催などで着実に認知を拡大しており、世界とカルチャーで繋がるキュレーターとして、日本のファッションシーンにも新たなうねりを起こす。
◆【美容部門】貼付コスメ
気分で素肌を装飾“デコる”美の新常識
<選出理由>
平成カルチャーの“デコる”対象が日用品だけでなく、自分自身の素肌にまで及んでいる。素肌にキラキラとしたストーンやシールを直接“貼って”飾る行為が、メイクだけでは物足りない華やかさをプラスできると、SNS上でブームに火がつき、関連商品が一気に市場に流通した。
これまでもまつげやネイル、タトゥーシールなどの貼付製品は存在していたが、これまで日用品の装飾などに使われていたようなハートや花の形のシール、パール、リボンなどで素顔を思い切りデコレーションする“貼るメイク”が、その目新しさでトレンドに敏感な人々の心を掴んだ。
メイクの延長線で顔周りをお洒落に飾るというだけでなく、ハートや星の形のニキビパッチなど肌トラブル対策のアイテムも登場。アイデンティティを表現できるという点も“自分らしさ”を大切にする時代の空気にうまくのった。個性とケアを両立しながら、素肌も“デコる”ブームがさらなる広がりを見せる。
◆【グルメ部門】飲む・食べる美容
罪悪感は不要 美容も栄養もおやつから
<選出理由>
忙しい日々の中で不足しがちな栄養素や成分を手軽に補給したいというニーズが高まる一方、健康・美容意識の向上と習慣化の難しさというジレンマを抱える現代人が増加。こうした課題を解決する、手軽なインナーケア食品が市場で存在感を増している。
一例として、無印良品はビタミンCや鉄分を手軽に補給できる「肌のことを考えてつくった」グミ4種を、セブン&アイ・ホールディングスはプライベートブランド「セブンプレミアム」の美容と健康を応援する「食べコス」シリーズより、コラーゲンを配合したグミやチョコクランチを発売するなど、大手企業の商品開発も活発だ。
サプリメントよりも摂取することへの心的ハードルが低く、一般的な菓子よりも罪悪感が少ないのが特徴だ。持ち歩きも容易で、日々の生活の中で無理なく継続できる点も大きな魅力となっている。潜在的ニーズの大きさからも今後一層各社が商品化に乗り出すことは必至だ。
◆【旅行部門】奈良監獄ミュージアム
「少年たち」ロケ地 重要文化財が時を経て進化
<選出理由>
明治政府が計画した五大監獄のうち、唯一建物全体が現存する貴重な建築物が、“ミュージアム”と“ホテル”の機能を与えられ、再び広くその門扉を開く。国の重要文化財「旧奈良監獄」の貴重な建築と歴史的価値を未来へと継承することを目的とする保存活用事業に手を上げたのは星野リゾート。「奈良監獄ミュージアム」として2026年4月27日の開館を予定する。
当時の第三寮や中央看守所を残す「保存エリア」と、三つの展示棟、カフェやショップが併設された「展示エリア」で構成され、監獄という閉ざされた空間で自由について思いを馳せ「自らと対話し、生き方をも見つめ直すきっかけを提供する」新たなミュージアムの在り方を模索する。同年には、敷地内に旧監獄を活用した全48室の「星のや奈良監獄」も開業予定だ。
映画「少年たち」の主要ロケ地という点でも、発表時にはSNSで大きな話題を呼んだ。刻まれた歴史と当時の面影に想いを巡らせ、「美しき監獄からの問いかけ」と向き合う、意義深い体験を提供する場となるだろう。
◆【旅行部門】富士急サンエックスエリア
富士急に新・癒やし空間 リラックマたち勢揃い
<選出理由>
富士急ハイランドに、キャラクター会社の老舗・サンエックスの人気キャラクター達の世界観を楽しめる新エリア「サンエックスエリア(仮称)」が誕生する。「リラックマ」「すみっコぐらし」「たれぱんだ」に代表される独自のIPを大切に育ててきたサンエックス社が、テーマパーク内に常設でエリアを構えるのは、これが初めて。
コンセプトは「キャラクター×癒し×遊園地=『カワイイ』の化学変化」。アトラクションをはじめ、身につけグッズや世界観に浸れる食事体験まで、“遊園地ならではのリアル体験”、“没入感あふれる空間での多彩な楽しさ”、さらには“リピーターを生む仕掛け”までを見据え、幅広い年齢・ターゲット層を魅了するエリアづくりに取り組む。
IPビジネスが成長を続ける中、遊園地×キャラクターの相乗効果による“癒し・可愛い”が詰まった新たな体験型パークの全貌に期待が集まる。
◆モデルプレスランキング
SNSの総フォロワー数380万人超えの「モデルプレス」が、WEBアンケートで読者から寄せられた説得力ある声を参考に、モデルプレス編集部の審査、「モデルプレス」内での記事露出回数などを加味し、各種エンタメ・ライフスタイルにまつわるランキングやアンケート結果を発表するオリジナル企画。これまで発表したランキングには「ベストエンタメアワード2025上半期」や「モデルプレス流行語大賞」などがある。(modelpress編集部)
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