神戸の吉田孝行監督、今季限りで退任…ホーム最終戦セレモニーで発表「僕の胸には神戸魂が詰まっています」 

 ヴィッセル神戸を率いる吉田孝行監督は30日、今シーズンのホーム最終戦後のセレモニーで今季限りでの退任を発表した。

 現在48歳の吉田監督は、現在時代に横浜F・マリノスやヴィッセル神戸などでプレー。引退後は指導者の道を歩み始め、2015年に古巣神戸のコーチに就任した。その後、2017年に監督に就任し、2018年9月までクラブを指揮。また、2019年4月からの約2カ月間、2次政権として暫定的にクラブを率いた。そして、2022年6月にミゲル・アンヘル・ロティーナ前監督の後任として3度目の就任。最下位に沈んでいたチームと立て直し、J1残留に導くと、2023年にはクラブ史上初のJ1制覇を達成。昨シーズンはリーグ連覇に加えて天皇杯も制した。

 今シーズンは、第37節が消化した時点で首位の鹿島アントラーズと勝ち点差「9」を離されることになり、天皇杯では決勝戦でFC町田ゼルビアを前に涙を飲むことになった。一方、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)では5試合が消化したリーグステージで首位を走っている。
 
 吉田監督は2025明治安田J1第37節のFC東京戦後のセレモニーで、「今シーズンもタイトル獲得を目標に頑張ってきましたが、自分の力不足でタイトルを獲得できず、本当に申し訳ございません」と切り出すと、「今シーズン限りで退任することにしました」と語り、今季終了後の退任を発表した。

 続けて、「苦しい状況で監督を引き受けて、ここ3年は優勝争いするチームにしました」と言葉を発すると、観客は拍手を送り吉田監督の功績を称えることに。「このピッチで躍動する選手が好きでした。このスタジアムの雰囲気、そして何よりサポーターの声援が大きな力になりました。本当にありがとうございます」とこれまでにサポートに対する感謝の言葉を伝えた。

 最後に、吉田監督は「僕の胸には神戸魂が詰まっています。その魂はここに置いて、来シーズンは新たな環境でチャレンジしたいと思います。残り2試合も手を抜くことはありません。神戸のサッカーをやり続けます。最後までご声援よろしくお願いします」と締めくくった。

【動画】吉田監督が退任を電撃発表

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