日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が29日、一部メディアで報じられたAFCアジアカップ2035に関する日本と韓国の共同開催案について言及した。
韓国メディア『聯合ニュース』は28日、AFCアジアカップ2035をめぐり、「韓国サッカー協会(KFA)が日本サッカー協会(JFA)とAFCアジアカップ2035の共同開催の可能性を検討している」と報道。今月18日に行われたKFAの委員会で日本とのアジアカップ共同開催を議論されたと伝えていた。
そんななか、宮本会長はMS&ADカップ2025の日本女子代表対カナダ女子代表戦後にメディア対応を実施。AFCアジアカップ2035を招致するため韓国側との話し合いを行っているかについては「特にないです」と否定した。
しかしながら、国際大会招致には前向きに捉えており、「常に国際大会は招致したいと思っているので、チャンスがあれば手を挙げたい」とコメント。さらに「サッカー協会だけが手を挙げてできるわけではなく、国にも相談し、整える条件はあると思います。我々としてはやりたい。やる中でどういう形があるのかを探っていく必要がある」と言葉を続けた。
その中にはAFCアジアカップ2035も含まれており、「視野に入れながらやっています」とした上で、韓国との共催案については「一つの形だと思いますし、ワールドカップもそうですが、単独で開催することは簡単ではない流れになってきています。一緒にやることも、単独やることも考えるフェーズだと思います」と語り、さまざまな方向性で大会招致を検討しているようだ。
さらに来年のFIFAワールドカップ26はアメリカ、メキシコ、カナダの3カ国共同で開催され、出場国は48チームと過去最大規模の大会となるなど。近年、クラブレベルも含め国際大会の規模が大きくなっていることについても言及。宮本会長は「ワールドカップをやろうと思ったら、運営する側の体力も必要になってくる。国際大会を開催できない期間が長く続くのもよくない」とし、将来的なW杯開催を目指していることをほのめかした。
また、同氏は「そういうことも考えながらも競技力は落としてはいけないと思っているので、常にそこは担保する努力をし続ける必要がある」と締めくくり、競技面と運営面で日本サッカー界を改善していく方向性を示した。
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