新天地で“初得点”を挙げたマドゥエケ…古巣チェルシー戦へ意気込み「どんな雰囲気でも動じない」

 アーセナルに所属するイングランド代表FWノニ・マドゥエケが、古巣チェルシー戦への意気込みを語った。27日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 現在23歳のマドゥエケはクリスタル・パレスとトッテナムの下部組織に属した経歴を持ち、2018年にPSVのユースチームへと加入。2020年1月にトップチームデビューを果たすと、2023年1月には7年半契約を結んでチェルシーに完全移籍した。左利きのウィンガーながら両サイドをこなせる柔軟性を持ち、加入からの2年半で公式戦92試合出場20ゴール7アシストをマーク。今夏に4850万ポンド(約98億円)の移籍金でアーセナルに加わった。

 加入当初はSNS上で「#NoToMadueke」というハッシュタグが広まるなど、獲得に対して批判的な意見も多かったマドゥエケ。新天地ではここまで公式戦8試合の出場にとどまっているものの、26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節バイエルン戦では初ゴールを挙げ、“ドイツの盟主”に今季初黒星をつけた。

 マドゥエケは移籍決定後に浴びた批判について、「人前に出る仕事をしているんだから、誰だって好きなことを言えるものだよ」と述べつつ、「でもスタジアムでのファンの僕への接し方は信じられないほど素晴らしい」とコメント。続けて、「(プレミアリーグ)前節のトッテナム戦は本当に素晴らしく、大きな励みになった。僕はサイドでプレーするから、ファンの声援を肌で感じるし、彼らの声も聞こえる。あれだけポジティブに接してくれると本当に力になる。正直、すごく嬉しいよ」と感謝を示している。

 また、次節の対戦相手が古巣チェルシーである点については、「少しアウェイの雰囲気になるかもしれないし、ならないかもしれない。でも僕はプロだ」と力強く発言。「いろんなスタジアムでプレーしてきたし、どんな雰囲気でも動じないと思う。ただ、やるべきことに集中するだけだ。この試合は僕のためのものじゃない。アーセナルが3ポイントを取り、目標に近づくための試合なんだ」と決意を口にした。

externallink関連リンク

⚫︎アーセナル加入後初得点は今季無敗のバイエルン戦! マドゥエケ「これ以上の舞台はなかっただろう」⚫︎“父”ファン・ペルシ監督「特別な瞬間」 息子の19歳シャキールがELでトップチームデビュー⚫︎公式戦7試合未勝利のフィオレンティーナ…ジェコが“共闘”求める「ホームで戦うならファンには応援してほしい」⚫︎バイエルンの公式戦無敗がストップ、敗因を語ったターは“リベンジ”に燃える「再び彼らと…」⚫︎アーセナルを称えるも…バイエルンMFキミッヒ、今季に対戦したチームで「PSGが最も強いと感じた」
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)