バルセロナは27日、同クラブの男子トップチームに所属するスペイン代表MFフェルミン・ロペスのメディカルレポートを発表した。
フェルミンについては、25日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節のチェルシー戦(0-3)に先発出場し、62分までプレー。試合の中で強く痛みを訴えるようなシーンはなく、途中交代時も自ら走ってピッチを後にしていたが、同試合から2日後の27日、クラブから負傷が明かされた。
今回のメディカルレポートによると、フェルミンは右足のヒラメ筋に軽度の損傷が確認されたという。回復までは約2週間を要する見込みだと伝えられた。この後、バルセロナは29日にラ・リーガ第14節でアラベスとのホームゲームを、12月2日にラ・リーガ第15節でアトレティコ・マドリードとのホームゲームを、同6日にラ・リーガ第16節でベティスとのアウェイゲームを控えているが、フェルミンはこれらの3試合を欠場する可能性が高そうだ。その後、9日にはCL・リーグフェーズ第6節でフランクフルトをホームに迎えるが、同試合に間に合うか否かは不透明だ。
現在22歳のフェルミンは、バルセロナの育成組織の“ラ・マシア”出身で、2023年8月にトップチームデビュー。以降は定期的に出場機会を得ながらも、途中出場が多い状況が続いていたが、今季は開幕から好調をキープ。ここまで行われたラ・リーガとCLでは13試合に出場しており、うち10試合が先発と主力の座を掴んだ。7ゴール4アシストと、明確な数字も残している。
今季は良い状態でバルセロナの攻撃陣をけん引してきていたが、わずかな期間、戦線を離れることが決定。バルセロナとしては、スペイン代表MFペドリに続いて、フェルミンまでもを欠くこととなってしまった。
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