和歌山市のけやき大通りをイルミネーションで彩る「けやきライトパレード」が始まり、冬の夜空を鮮やかに照らしている。
点灯式には県出身の元体操日本代表の田中理恵さんが参加し「一緒に楽しんでもらえたら、うれしい」と笑顔で呼び掛けた。カウントダウンに合わせ一斉に明かりがともると、集まった人からは拍手と大きな歓声が上がった。イベントは、来年2月28日まで。
3回目となる今年は、昨年から1キロ延長した約3キロの区間にわたり、街路樹435本に130万球の発光ダイオード(LED)電球が飾られている。
実行委員会の特別顧問を務める尾花正啓市長は「和歌山の夜がより一層明るくにぎやかに、多くの人に感動と元気を与えてくれるはず。『和歌山って面白くなってきた』と言ってもらえるように頑張りたい」と話した。【もぎたて便】
〔写真説明〕「けやきライトパレード」の点灯式に参加した田中理恵さん(左から2人目)=23日、和歌山市

