南野拓実が先制弾も…モナコはキプロス王者パフォスとドロー OGで終盤に同点弾を許す

 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節が26日に行われ、パフォス(キプロス)とモナコ(フランス)が対戦した。

 モナコは、前節終了時点で勝ち点「5」のリーグフェーズ19位。昨季、CL決勝トーナメントプレーオフに進出したチームの最低勝ち点が「11」だったことを考えると、あと勝ち点「6」はほしいところ。また、ガラタサライ(トルコ)、レアル・マドリード(スペイン)、そしてユヴェントス(イタリア)といった強豪との対戦が控えており、何としてもこの一戦で勝ち点「3」を掴みたい。

 パフォスの本拠地で行われ、南野拓実が先発出場した試合は、立ち上がりからモナコが主導権を握り、チャンスを作っていく。すると5分、アレクサンドル・ゴロヴィンがボックス右からスペースにパスを送ると、マグネス・アクリウシェが折り返し、最後は南野が右足でゴール左に流し込み、モナコに先制点が生まれた。

 1点リードとなったモナコは、その後も積極的に高い位置からプレスをかけつつ、ボール保持の局面では長短のパスを織り交ぜながら追加点への道筋を探っていく。追いつきたいキプロスも、積極的にシュートを試みる。すると18分、パフォスが右CKを得ると、キッカーのボールをダヴィド・ルイスが頭でゴールネットを揺らし、同点としてみせた。

 追いつかれたモナコだったが26分、モナコの積極的なハイプレスがパフォスのGKネオフィトス・ミカエルのパスミスを誘発。そのミスを見逃さなかったフォラリン・バログンがボールをかっさらい、そのまま左足からのシュートをゴールに突き刺した。前半はこのままモナコの1点リードで終える。

 後半に入るとパフォスが持ち直し、アウェイチームよりもボールを支配するようになる。一方、モナコも追加点を狙いに行くが、なかなかチャンスからゴールを決めきることができない。

 すると88分、パフォスが同点に追いつく。左CKの流れからミスラフ・オルシッチが左サイドからクロスを上げる。これがモハメド・サリスのオウンゴール(OG)を誘発し、モナコは終盤に同点とされた。

 その後、モナコは猛攻を仕掛けたものの実らず。試合は2-2の引き分けに終わった。なお、南野は77分までプレーした。

 次節、パフォスは12月10日にアウェイでユヴェントス(イタリア)と対戦。モナコは12月9日にホームでガラタサライ(トルコ)と対戦する。

【スコア】
パフォス 2-2 モナコ

【得点者】
0-1 5分 南野拓実(モナコ)
1-1 18分 ダヴィド・ルイス(パフォス)
1-2 26分 フォラリン・バログン(モナコ)
2-2 88分 モハメド・サリス(OG)

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