ローマを率いるジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとジャマイカ代表FWレオン。ベイリーの復帰を示唆した。26日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が同指揮官のコメントを伝えている。
ローマは今シーズン、ガスペリーニ監督の下で好調なシーズンを過ごしており、リーグ戦ではここまで勝ち点「27」を獲得し、首位に立っている。23日に行われた第12節クレモネーゼ戦では3-1で勝利を収めた。
しかし、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では、2勝2敗の18位。決勝トーナメント1回戦ストレートイン圏内である8位以内にはいるためにも、27日に行われるミッティラン戦は、勝利が求められる。
そんななか、直近の公式戦3試合欠場しているディバラとベイリーの復帰が迫っている模様。ガスペリーニ監督は、ミッティラン戦の前日会見で「彼らは回復し、チームと2回のトレーニングを積んでいる」とコメント。さらに「順調に進めば復帰できるだろう。何分出場できるかは別問題だが、重要なことは2人とも調子がいいことだ」と語り、復帰に向けて順調にステップを踏んでいることを明らかにした。
また、ここまでのELで4戦全勝で首位を走るミッティランに対して、「彼らは惜しみなくハードワークをし、フィジカルが優れていたところから。今ではテクニックも向上している。代表でもそうであるようにクラブレベルでも着実に成長している」とデンマークの雄に警戒心を示している。
ローマは27日にミッティランと対戦した後、30日にセリエAで現在3位のナポリとの一戦が控えており、ディバラとベイリーの復帰はローマにとって大きな手助けとなる。
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