ユヴェントス、第5節で待望のCL初勝利! 途中投入のユルディズ躍動…後半ATにデイヴィッドが決勝弾

 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節が25日に行われ、ボデ/グリムト(ノルウェー)とユヴェントス(イタリア)が対戦した。

 ここまで4試合を消化したリーグフェーズで3分1敗を記録し、勝ち点「3」の28位につけるユヴェントス。2021-22シーズン以来の決勝トーナメント進出を目指す同クラブだが、今大会はいまだ未勝利と苦しいスタートを切っている。同じく初白星を狙うボデ/グリムトとの一戦に、トゥーン・コープマイネルスらが先発起用された一方、ケナン・ユルディズなどはベンチスタートとなった。

 試合は27分にボデ/グリムトが先制したものの、後半開始早々にユヴェントスが同点弾を挙げる。相手ボックス内でファビオ・ミレッティが倒され、両チームの選手が一瞬フリーズ。しかし、こぼれ球にマヌエル・ロカテッリが反応すると、左足でマイナスの折り返しを送る。パスを受けたユルディズのシュートはマーカーに防がれたものの、ロイス・オペンダが押し込んでスコアを振り出しに戻した。

 さらに59分、左サイドでボールを受けたユルディズがドリブルを開始。巧みなタッチでピッチ中央に切り込むと、複数のディフェンダーを引きつけながらポケットに縦パスを出す。抜け出したミレッティがワンタッチでクロスを入れ、ファーで待つウェストン・マッケニーがヘディング。打点の高い一撃で叩き込み、アウェイチームが逆転に成功した。

 その後、87分にボデ/グリムトがPKで追いつき、勝負は後半アディショナルタイムに突入。だが、ゲームはこのまま終わらなかった。自陣深くでのボール奪取からユヴェントスがカウンターに移行。ロカテッリが中盤のスペースでパスを引き出し、左サイドのユルディズに大きく展開する。一気に局面が裏返ると、ペナルティエリア内に侵入したユルディズが鋭い切り返しでマーカーを翻弄。左足で放ったシュートはGKに弾かれるが、ジョナサン・デイヴィッドが詰めて勝ち越し弾を決めた。

 結局、そのまま試合は3-2で終了。勝利したユヴェントスがCL初白星を掴み取った。次節は来月10日に行われ、ボデ/グリムトはアウェイでドルトムント(ドイツ)と対戦。ユヴェントスはホームでパフォス(キプロス)と対戦する。

【スコア】
ボデ/グリムト 2-3 ユヴェントス

【得点者】
1-0 27分 オーレ・ディドリック・ブロンベルグ(ボデ/グリムト)
1-1 48分 ロイス・オペンダ(ユヴェントス)
1-2 59分 ウェストン・マッケニー(ユヴェントス)
2-2 87分 ソンドレ・ブランスタッド・フェット(PK:ボデ/グリムト)
2-3 90+1分 ジョナサン・デイヴィッド(ユヴェントス)

【動画】ボデ/グリムトvsユヴェントスのハイライト

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