泊原発再稼働、容認方針表明へ=北海道知事、28日の道議会で

 北海道の鈴木直道知事は25日、北海道電力泊原発3号機(泊村)の再稼働を容認する考えを28日の道議会で示す方針を固めた。道議会での議論も踏まえ、最終的に同意するかどうかの判断を表明する方向で調整している。
 関係者によると、知事側が25日、道議会の自民党会派に方針を伝えた。
 鈴木氏は、安定的な電力供給や立地自治体の判断、再稼働に伴う電気料金の引き下げなどを踏まえ、当面の現実的な選択として、再稼働は「やむを得ない」との考えを示す方向だ。
 鈴木氏はこれまで、「道議会での議論や関係自治体と道民の声、経済団体からの要望などを踏まえ総合的に判断する」との姿勢を示してきた。鈴木氏が同意すれば、再稼働は大きく前進する。 
〔写真説明〕北海道電力泊原発(北海道泊村)。左から1、2、3号機=2024年3月、北海道岩内町から撮影

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