チェルシーに所属するスペイン代表DFマルク・ククレジャが、バルセロナ戦に向けた意気込みを示した。24日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズで12位につけているチェルシー。初戦でバイエルンに敗れたが、その後はベンフィカとアヤックス相手に連勝し、前節はカラバフと引き分け。現地時間25日に行われる第5節では、ここまで同じく2勝1分1敗・勝ち点「7」という成績を収めている11位バルセロナを本拠地『スタンフォード・ブリッジ』に迎える。
ククレジャは2012年夏にバルセロナの下部組織に加入し、2017-18シーズンのコパ・デル・レイでトップチームデビュー。その後、エイバルやヘタフェ、ブライトンを経て2022年夏にチェルシーへ活躍の場を移し、現在はエンツォ・マレスカ監督のもとで不動の地位を築いている。古巣対戦を前に「僕と家族にとって特別な試合だ」と前置きしつつ、次のように意気込みを示した。
「バルセロナとは何年も前に対戦したことがある。そして、今度はCLで対戦する機会が巡ってきた。チェルシーとバルセロナいつでも素晴らしい試合になるので、明日も良い試合になること、そして勝ち点『3』を獲得できることを願っているよ」
マッチアップが想定されるのがバルセロナの「10番」で、スペイン代表ではともにプレーするラミン・ヤマル。今シーズンは恥骨の痛みに悩まされているものの、ここまで公式戦12試合で6ゴール8アシストをマークするなど、その影響力は絶大だ。ククレジャは「明日はラミンと僕の試合ではない」とコメントしつつ次のように言葉を続けている。
「大事な試合だし、チームメイトがサポートしてくれるだろう。彼のようなタイプの選手はどんなプレーをしてくるかまったく予想できないが、できる限りの準備をしたいと思っている。対戦する機会もあったので、少しは彼のことを理解しているよ。でも、最終的には11人対11人の試合だ。良い試合をして勝ち点『3』を獲得できることを願っている」
これまで数多の名勝負が生まれてきたチェルシーとバルセロナの顔合わせ。注目の一戦は日本時間26日の午前5時にキックオフされる。
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