ウクライナ F-16を1年以上運用してみた結果を発表 空中戦よりも地上攻撃で評価高い?

ウクライナ空軍は2025年11月19日、F-16の供与開始後におけるこれまでの戦果を発表しました。

2024年8月からの運用結果

 ウクライナ空軍は2025年11月19日、F-16の供与開始後におけるこれまでの戦果を発表しました。

 同空軍司令部によると、F-16は2024年8月から運用が開始され、これまでに空中目標の迎撃で延べ1300回出撃し、地上攻撃については300回以上の成功を収めたとしています。

 同機とともに供与された精密誘導爆弾GBU-39が特に地上攻撃で大きな効果を発揮しているとされ、100km以上離れた地点から滑空させる形で爆撃を行い、指揮所、無人機管制拠点、弾薬庫、兵站拠点などを攻撃しているということです。

 一方、損失機は4機、パイロットの死者は3名と発表されました。また、空中目標の迎撃回数は公表されたものの、撃墜した巡航ミサイル、自爆ドローン、航空機などの詳細については明らかにされていません。

 さらに、現在の運用機数も公表されませんでしたが、オランダ、ベルギー、ノルウェー、デンマークなど欧州諸国から相当数が供与されているとみられており、多い予測では約60機程度が納入されたとの報道もあります。

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