ローマが首位浮上! ファーガソンの初得点など3発快勝「夢を見るのも当然だ」

 ローマがセリエAの首位に浮上した。

 ローマは23日に行われた第12節でクレモネーゼと敵地で対戦し、17分にマティアス・スーレのゴールで先制成功。判定に抗議したジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が退場処分を受けたものの、今夏に加入したエヴァン・ファーガソンが64分に待望の初得点を記録してリードを広げる。69分にウェズレイ・フランカが相手を突き放す3点目を奪い、後半アディショナルタイムに1点を返されたが、3-1で勝利した。

 そして、その後に行われた“ミラノ・ダービー”でインテルがミランに敗れたため、勝ち点「27」のローマが首位に浮上した。2位ミラン、3位ナポリとは勝ち点差「2」をつけている。

 ガスペリーニ監督は試合後、「スクデットを夢見ているか…。すでにはっきりと説明している通り、このようなプレーを続けよう。だが、順位表のこの位置にいれば、夢を見る権利は間違いなくある。夢が実現することは稀だと知っているが、それが現実になれば素晴らしいね。できる限り長く今の調子を続けよう。目が覚めたふりをして、再び眠りについてもう少しだけ夢を見ようじゃないか」と満足げに語った。

 ファーガソンに初得点が生まれたことについては、「私たちは彼に満足している。だが、チームにとっても重要な1点だった。2点目が、私たちは今日の試合に勝てるという自信をもたらした」とコメント。一方、ヴァレリーオ・クレッツィーニ第4審判との口論の末に退場処分を言い渡された判定については、「おそらく第4審判が注目を集めたかったのだろう」と不満を表明した。

 中田英寿氏が所属していた2000-01シーズン以来4度目のリーグ優勝を夢見るローマは、27日のヨーロッパリーグでミッティラン(デンマーク)と対戦後、30日にナポリとの直接対決を迎える。

【ハイライト動画】クレモネーゼvsローマ

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