バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるクリストフ・フロイント氏が、同クラブに所属する日本代表DF伊藤洋輝に寄せている期待を明かした。21日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在26歳の伊藤は、2024年夏にシュトゥットガルトからバイエルンに加入したが、昨年7月末のプレシーズンマッチで右足の中足骨骨折に見舞われると、昨年11月の再手術を経て、今年2月に新天地デビューを果たしたが、公式戦8試合に出場した後、3月には再び右足の中足骨骨折によって戦線離脱。すでに7月中旬頃にはジョギングなどを開始し、復帰に向けてリハビリを続けていることが明らかになっていたが、まだ戦列復帰はできていない状況となっている。
それでも、先日からチームのフルトレーニングに部分合流していた伊藤は、17日に行われたトレーニングでは3月の負傷離脱後初めてフルメニューをこなしたことが明らかになっており、今月中にも実戦に復帰する可能性が噂されている。
そんな伊藤の復帰について聞かれたフロイント氏は「今のところは彼にとっても関係者全員にとっても残念な結果だ。でも、彼は最初のトレーニングセッションの後、順調に戻ってきている。彼は輝いている。最も好きなフットボールを再びプレーすることができるのだからね」と語りながら、今後の活躍に期待を寄せていることを明かした。
「彼は本当にフィットしている。私たちは復帰に至るまで、常に細心の注意を払ってきた。彼は3回もケガ(中足骨骨折)をしてしまった。だが、これでもう大丈夫だと確信している」
「彼のプレーぶりを見れば、チームを助けてくれると思う。左利きのセンターバックとしてだけではなく、左サイドバックとしてもプレーできる。彼は本当に優れた選手なので、復帰を心から嬉しく思っている。今後数カ月、彼は私たちのチームの重要な柱になるだろう」
関連リンク
