復帰間近も思わぬアクシデント…チェルシーMFパーマー、自宅で足の小指を骨折

 チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、復帰に近づいていたイングランド代表MFコール・パーマーに問題が発生したことを明かした。21日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 2023年夏にマンチェスター・シティからチェルシーに加入した現在23歳のパーマーは、初年度に公式戦45試合出場で25ゴール15アシストを記録し、リーグ年間最優秀若手選手賞やチェルシー内での最優秀選手賞など数多くの個人賞を受賞すると、昨シーズンも公式戦47試合出場で15ゴール12アシストを記録し、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)優勝に貢献を果たした。

 さらに、今夏に行われたFIFAクラブワールドカップ2025でも6試合出場で3ゴール2アシストを記録して世界王者に輝いたチームの中心選手として活躍を見せた。しかし、このクラブW杯の影響で短縮されたプレシーズン中に負傷が発覚して以来、再発を繰り返しており、今季はここまでわずか公式戦4試合出場で2ゴールを記録するにとどまっている。

 9月20日に行われたプレミアリーグ第5節のマンチェスター・ユナイテッド戦に出場したのを最後に戦列を離れているパーマーは、手術の必要性はなかったものの、そけい部に慢性的な問題を抱えていることが明らかになっていた。

 それでも、復帰に近づいていたパーマーは、今週からチームトレーニングに合流する予定で、今月25日に予定されているチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第5節のバルセロナ戦などに出場できる可能性が噂されていた。

 そんななか、マレスカ監督は「土曜日(バーンリー戦)の試合には出場できないし、バルセロナ戦も(30日の)アーセナル戦も確実に出場できないだろう」と不運な事故によってパーマーの復帰が延期となったことを明かした。

「残念ながら、彼は自宅でつま先をぶつけるというアクシデントに見舞われた。大したことではないけど、来週には復帰できないだろう。私は夜中に何度も目が覚めて、頭や足などあらゆるところをぶつけてしまう。だから、こういったことは起こり得ることだ」

 なお、『BBC』によると、パーマーは夜にドアに足をぶつけて、利き足である左足の小指を骨折してしまったようだが、イギリス紙『テレグラフ』や同『デイリーメール』などは不運なケガから可能な限り早く復帰できるようにチェルシーはクッション性を高めることを目的とした特注のスパイクを用意した模様で、これが快適であれば来週にも芝生の上に戻ることが期待されていることが伝えられている。

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