今季バルサで全試合出場中のラッシュフォード、インフルエンザ感染で“本拠地帰還”のビルバオ戦は欠場か

 バルセロナに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが、インフルエンザに感染したという。スペインメディア『ムンド・デポルティーボ』が21日に報じた。

 今夏にマンチェスター・ユナイテッドからバルセロナへレンタル移籍加入したラッシュフォードは、即座にハンジ・フリック監督の信頼を掴み、ここまで行われたラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)の全16試合に出場中。6ゴール9アシストと明確な数字も残しており、今や欠かせないウインガーとして輝きを放っている。

 だが、今回の報道によると、ラッシュフォードの“全試合出場記録”は、次の試合で途絶える可能性があるという。11月のインターナショナルマッチウィークでイングランド代表に招集されていたラッシュフォードは、FIFAワールドカップ26欧州予選の2試合に出場した後、バルセロナへ帰還。しかしながら、2日連続で練習開始前にトレーニング施設の『シウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペール』を後にしていたようだ。

 その理由とは、インフルエンザ感染だと判明。ラッシュフォードは20日の時点でインフルエンザに感染しており、21日はトレーニング施設に姿を見せたものの、自宅に戻ることを推奨され、現在は療養中だという。

 バルセロナは22日、ラ・リーガ第13節でアスレティック・ビルバオとの一戦に臨む。同試合は、2022-23シーズン終了後から改修工事を行なっていた『Spotifyカンプ・ノウ』で開催。バルセロナとしては“本拠地”に帰還する一戦だが、ラッシュフォードは同試合を欠場する可能性が高いと予想されている。前記の通り、今夏にバルセロナへ加わったラッシュフォードにとっては、バルセロナの選手として『Spotifyカンプ・ノウ』のピッチに立つ初のゲームとなるはずだったが、今回の体調不良により、本拠地でのお披露目はお預けとなりそうだ。

 バルセロナにとって、ラッシュフォードの不在は大きな痛手となるが、同試合に向けて、悪いニュースばかりが届いているわけではない。今回の報道によると、ケガのために11月のスペイン代表活動を辞退していた同代表FWラミン・ヤマルに加えて、負傷離脱が続いていた同GKジョアン・ガルシア、同MFマルク・カサド、ブラジル代表FWハフィーニャらの面々が、戦線に復帰する見込みだという。アスレティック・ビルバオ戦こそラッシュフォードが不在となる可能性が高いが、頼れる選手たちが戻ってきた状態で、ここから連戦を戦っていくことができそうだ。

【ハイライト動画】代表ウィーク前のセルタ戦、ラッシュフォードは2アシストで大勝に貢献

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