バイエルンに所属する日本女子代表(なでしこジャパン)MF谷川萌々子が、欧州最高峰の舞台で躍動した。
女子チャンピオンズリーグ(WCL)リーグフェーズ第4節が現地時間20日に行われ、バイエルンは敵地『パルク・デ・プランス』でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。リーグフェーズ3連勝、そして公式戦9連勝を目指す一戦に谷川は先発出場した。
欧州を代表する名門同士の一戦は16分にPSGが先制するも、バイエルンがわずか1分後に試合を振り出しに戻す。迎えた34分、ボックス内左からのパスを受けた谷川が深い切り返しで一気にDF3人を置き去りにし、最後は右足に持ち替えてシュート。狙い澄ました一撃はニアサイド上に突き刺さり、バイエルンが1点をリードして前半を終えた。
後半はこう着状態が続いたものの、89分にバイエルンが決定的な3点目を獲得し、試合は1-3で終了した。敵地で鮮やかな逆転勝利を収めたバイエルンは3連勝でリーグフェーズ4位に。女子ブンデスリーガと女子DFBポカールを含めた全公式戦を通じて9連勝を達成した。逆転ゴールを決めた谷川はフル出場している。
欧州最高峰の舞台でゴラッソを叩き込んだ谷川は、29日のMS&ADカップ2025に臨むなでしこジャパンにも招集。カナダ女子代表との一戦での活躍にも期待がかかる。
【ゴール動画】谷川萌々子がゴラッソ! 相手DFを置き去りにしニア上へ突き刺す
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