ベティスに所属するFWアントニーが、スペインのラジオ局『ラジオ・マルカ』に出演した。
今夏の移籍市場における“デッドライン・デー”に、待ち続けていたベティスへの完全移籍が実現したアントニー。レンタル加入の半年間で、「僕の故郷、僕の仲間、ベティスは永遠」と言えるほどのクラブと出会った25歳は、ここまで公式戦11試合に出場し6得点2アシスト、と昨シーズンからの好調を維持。ヴェルディブランコの右サイドで輝きを放っている。
そんなアントニーは、『ラジオ・マルカ』に出演。ここまでの手応えを口にした同選手は「プレシーズンをこなせなかったから、最初の数試合は苦労したけど、今はとてもコンディションが良くなっている。もう、100パーセントの状態だ」とした上で、ブラジル代表復帰の可能性も取り沙汰されていることについては、「夢だよ。競争は激しいけど、僕は自分の役割を果たして、チャンスを掴むために努力している」と意欲を燃やした。
また、ラ・リーガ第12節終了時点で5位、ヨーロッパリーグ・リーグフェイズで4戦無敗と好成績を収めているチームについて、アントニーは「僕たちはすべての大会を戦っているけど、謙虚さを忘れずに、1試合1試合を大切しなければならない。正直に言おう。チャンピオンズリーグ出場を夢見ているんだ。このチームの実力を理解しているし、あらゆる大会で戦うつもりだ」と目標を語った。
さらに、活躍の秘訣として、「僕に大きな自信を与えてくれる監督だ。毎日彼から学び、ともに仕事ができることをとても幸せに感じている」とマヌエル・ペジェグリーニ監督との良好な関係と、「家族は、とても満足している。数日前に訪ねてきた母も喜んでいた。それがピッチのパフォーマンスに大きく役立っている」と生活面での適応を挙げている。
ベティスの次戦は、23日の第13節ジローナ戦。バイエルンからのオファーを断ってでも残りたかったアンダルシアの地で、活き活きと躍動するアントニーのパフォーマンスに注目だ。
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